目次
「使っていないゲーム機がいろいろあるけど、全部同じ捨て方で大丈夫かな?」
「まだ使えるゲーム機は誰かに買ってもらえないかな」
次々と新製品が出てくるゲーム機。処分を怠っているうちに、いつの間にか家にたまってしまった方もいるでしょう。捨てようと思っても、いろいろな種類があるゲーム機はすべて同じ捨て方で良いのか気になります。
実はゲーム機の捨て方は1つではありません。
本記事でゲーム機の捨て方を知れば、使っていないゲーム機を自分に合った方法で捨てられるはずです。
また、捨てないで処分する方法も紹介します。もったいなくてゲーム機を捨てられなかった方も、きっと処分ができるようになるはずです。
何かを捨てようと考えるときは、早くスッキリしたいがゆえに、急いでしまうことがあるでしょう。しかし、ゲーム機を捨てる前には必ずやっておきたいことがあります。
これを怠ると、のちのち自分が不安になるだけでなく、ゴミの回収をする人に迷惑をかけてしまうかもしれません。気づかずに捨ててしまうと、きっと後悔することになりますから、ぜひ覚えておいてください。
最近のゲーム機はインターネットに接続できるため、友だちと対戦して遊べたり、ゲームソフトをダウンロードしたりできるわけです。
インターネットに接続するためには、メールアドレスや住所氏名までを入力する必要があります。これは立派な個人情報ですから、外部に漏れないように注意しなければいけません。
実際に「任天堂」では2020年4月に、個人のアカウントが不正ログインされたという被害を公表しました。また、クレジットカードを使われた可能性も高いと発表しています。
ゲーム機を捨てるときだけでなく、誰かに譲るときや買取をしてもらうときにも初期化は忘れずに行いましょう。ゲーム機本体のデータをすべて消去しないと意味がないため、必ず本体の初期化をするようにしてください。
バッテリーや電池の捨て方はゲーム機本体とは違います。家庭でよく使われる乾電池は自治体でも回収しているため捨てやすいですが、充電して何回も使えるバッテリーは自治体では回収していません。
バッテリーの捨て方は電気店やホームセンターに設置されている小型充電式電池回収BOXに入れることです。このとき、電極をセロテープなどで貼って電流が流れないようにしてください。
バッテリーを外さないでゲーム機を捨ててしまうと、ゴミ収集車で火災が起きることもあります。バッテリーや乾電池を取り外すことを忘れてはいけません。
やるべきことが終わったら実際にゲーム機を捨てますが、ゲーム機の捨て方は自治体によりさまざまです。
自分の思い込みで捨てると間違うかもしれませんから、事前に自治体のホームページなどで捨て方を確認しましょう。
回収ボックスに入れられる小型家電にはレアメタルなどの有用金属が含まれています。回収後はこの金属がリサイクルされるのです。
この方法を捨て方というのは少々違うかもしれませんが、自治体が主導して行っていることから、捨て方の一つだといえます。
小型家電回収ボックスは、
などに幅広く設置されています。しかし、ゲーム機がボックスに入らなければ処分はできませんので、他の捨て方を考える必要があります。
ボックスの投入口は自治体により違います。函館市では30cm×30cm、奥行き50cm未満と規定されていますが、名古屋市では15cm×40cm、奥行き25cm以下ですから、事前に確認しておくことが必要です。
ゲーム機が可燃ゴミになるのか、と不思議に感じる方もいるかもしれませんが、横浜市ではゲーム機本体・コントローラーのどちらも可燃ゴミになります。横浜市ではプラスチック製品を可燃ゴミとして収集していることが理由のようです。
このような場合がありますから、ゲーム機の捨て方に迷ったら、必ず自治体のホームページなどで確認をしてください。また、横浜市でも小型家電回収ボックスを設置していますから、そちらを利用するのも良いでしょう。
千葉市ではゲーム機を小型家電回収ボックスで回収してくれますが、利用できない場合には不燃ゴミとして捨てることができます。
千葉市で小型家電回収ボックスに入れられる、または不燃ゴミとして回収してもらえるのは乾電池を使うゲーム機です。バッテリーを使ったゲーム機はバッテリーを取り外さなくては、不燃ゴミとして捨てられません。
バッテリーを外せない場合は、購入店に相談して欲しいとのことです。このようにゲーム機をゴミとして捨てるのが難しい地域は、別の捨て方を考えた方が良いでしょう。
千葉市のように同じゲーム機でも捨て方が違ってくる場合がありますので、事前に確認することが大切になります。
多くの自治体で一辺が30cm以上のものは粗大ゴミになると定義しています。
ゲーム機を処分しようと考えているなら、自分が住む自治体での粗大ゴミの条件を予め調べておくと良いでしょう。小型家電回収ボックスに入らないゲーム機は粗大ゴミになる確率が高くなります。危ういと感じたらサイズを測ることが大切です。
粗大ゴミを捨てるためには自治体に連絡して回収の予約をするか、自分でゴミ処理施設にゲーム機を持ち込む手間がかかります。
粗大ゴミの捨て方は自治体によって手順が違いますから、自分で調べることが必要です。もし回収に来てもらうことになると、手数料が発生することも忘れないでください。
ゴミとして捨ててしまうと、ゲーム機としてはもう使われることはありません。しかし、買取をしてもらえば、自分の収入になるだけでなく、再びゲーム機は誰かに使われることになります。
捨て方だけを考えるのではなく、それほど古くなっていないゲーム機の場合は買取をしてもらうのも、ものをムダにしない良い方法です。
自宅にいながらにしてゲーム機を売れるのがオークションやフリマアプリを利用することのメリットです。個人とのやり取りになるため、思わぬ高値でゲーム機が売れるかもしれません。
しかし、オークションやフリマアプリの利用には上記のようなデメリットがあることも忘れてはいけません。ゲーム機が売れない可能性があるだけでなく、お金のやり取りでトラブルになる可能性もあるのです。
ゲーム機が売れるまでの過程を楽しむ気持ちがなければ、オークションやフリマアプリを利用するのは辞めた方が無難かもしれません。
自分でいろいろなことをやる必要があるオークションサイトやフリマアプリは、何だか面倒だと感じる方もいるかもしれません。そんな方はゲーム機の買取専門店に買取ってもらいましょう。
買取ってもらった後はすべてお任せできるのが、買取専門店を利用するときの大きなメリットです。
DVDやCDのレンタルで有名な「ゲオ」では、対象となる機種のゲーム機なら、壊れて動かなくても買取ってくれます。ゲオでは買取宅配を行っており、わざわざ自分で店まで持ち込まなくても大丈夫です。
また、各地でよく見かけるリサイクルショップ「ハードオフ」でも、動作不良を起こしているゲーム機を買取ると自社サイト内で明言しています。これは買取った後、自分で修理などをする人のための部品用として販売するためだそうです。
特に急いで処分をしたい方には、不用品回収業者に依頼するという方法があります。
不用品回収業者なら粗大ゴミになる大きさのゲーム機も、買取専門店に買取ってもらえなかったゲーム機もすべて回収してもらえます。捨て方を自分で考える必要がなく、片付けが一度に終わるのは、不用品回収業者に依頼するメリットです。
不用品回収業者では、軽トラック1台分の不用品を片付けて10,000円程度という料金設定になっています。ゲーム機だけでは料金がもったいないかもしれません。ゲーム機の処分を依頼するなら、他にいろいろと不用品を片付けると良いでしょう。
最近では買取もしてくれる業者が増えています。買取金額は不用品回収の料金と相殺することもできますから、考えているよりも手頃な料金でゲーム機が片付けられるかもしれません。
本記事を読んだ方には、ゲーム機の捨て方にはいろいろあること、そして捨てる以外にもゲーム機を処分する方法があることがわかっていただけたでしょう。ここ数年、自宅で過ごす人が増え、ゲーム機の需要は高まるばかりです。
捨てる以外の処分方法を考えることは、誰もが欲しいゲーム機をうまく循環させることにつながります。捨て方に悩んだときは、ぜひ一度立ち止まって、他の処分方法はないかと考えてみてください。
どうしても事情があって、自分では買取を依頼することも捨てることも無理な場合があるかもしれません。そのときは不用品回収業者に依頼すれば良いのですから、気をラクにしてゲーム機の処分を検討してみましょう。