新型コロナウイルスの流行で、買い物に行くのもはばかられるようになりました。
ネットショッピングに頼る機会は以前より格段に増えています。その分、「段ボールが家に溜まるようになった」と感じる方も多いはずです。
家に置いておくと段ボールはかさばってじゃまになりますが、どのように処分するのが良いのでしょうか。
今回は、不用品回収のプロである「お助けLIFE」が段ボールの簡単な捨て方をご紹介します。自分に最適な方法を見つけて、気持ちよく段ボールを処分しましょう。
目次
段ボールはリサイクルができます。古い段ボールが新しい段ボールの材料に生まれ変わるのです。
リサイクルをせずに一から新しい段ボールを作ろうとすると、過剰な森林伐採を行うことにつながります。地球環境を守るためにも、段ボールのリサイクルは必要です。
そのため、段ボールは燃えるゴミではなく「資源ゴミ」に分類されます。段ボールは資源ゴミとして処分することを忘れないようにしましょう。
これから段ボールを簡単に処分する方法を6つ紹介します。
通常の生活で利用しやすい方法や引っ越しなどの特別な状況で大量の段ボールを処分する方法もご紹介するので、参考にしてください。
自治体によって回数は違いますが、定期的に資源ゴミの回収が行われています。資源ゴミの回収日に、自分が普段利用しているゴミ集積場に段ボールをまとめて出せるのです。
資源ゴミとして出すことには下記のようなメリットがあります。
ただし、段ボールを出すためには各自治体で「段ボールのみを十字に縛って出す」などのルールが決められています。あらかじめ、自分の住む自治体にはどんなルールがあるのかを確認しておきましょう。
上記のような場合は、自治体指定のゴミ処理施設に持ち込むと良いでしょう。
ただし、段ボールを持ち込むための自動車が必要だったり、段ボールを処理するための料金が発生したりします。
自治体のゴミ処理施設では、例えば「50kg以上の場合は10kgにつき90円」のように持ち込んだゴミの重さで料金を決まることが多いです。
また、このような施設は受付時間が短いので、事前に確認してから持ち込むようにしましょう。
現在はリサイクルボックスを設置しているスーパーが多く、かなりの確率で段ボールも回収してもらえます。下記のようなメリットがあるので、段ボールの処分がぐっと簡単になるでしょう。
しかし、段ボールが多いと持ち込みが大変ですし、同じスーパーであってもすべての店舗で回収を行っているとは限りません。事前に段ボールの回収をしているかの確認は必要になります。
引っ越した直後はゴミの収集日などもよくわからないため、処分に困ってしまうものです。後片付けで困らないためには、段ボールの回収まで行ってくれる引越し業者を利用するのが良いでしょう。
ただし、サービス内容にはかなり差があるので事前に確認することが大切です。
参考:アート引越センター、日通
料金も回収してくれる期間もかなり違うので、引っ越しの見積もりをするときは必ず業者に確認しましょう。
古紙回収業者に持ち込むと、無料で段ボールを処分することができます。業者によって違いはありますが、下記のような手間がかかることがあります。
しかし、1度にまとまった量の段ボールを費用をかけずに処分できるのは大きなメリットです。
なかには100kgなどまとまった量の段ボールなら、買い取りをしてくれる業者もあります。古紙回収業者へ持ち込みをすると、段ボールを現金に変えることができるかもしれません。
処分に費用がかかるのを覚悟していた人にとっては、うれしい処分方法になるでしょう。
段ボールが大量にあるのに近辺に古紙回収業者やゴミ処理施設がない場合は、不用品回収業者に依頼すると良いでしょう。
不用品回収業者に依頼することのメリットは、回収の依頼に素早く応じてくれることです。
しかし、次のような場合は費用が余計にかかってしまうかもしれないため注意が必要です。
段ボールを回収するときには潰してたたみ、まとめて紐で縛っておきましょう。すぐに積み込みができるため、作業員の負担が減り費用の削減にもつながります。
段ボールが価値のある資源ゴミだとわかりましたが、どんな状態でも良いというわけではありません。
リサイクルして新しい段ボールに生まれ変わるためには、いくつか注意点があります。
回収された段ボールは水に溶かされ、不純物を取り除いて新しい段ボールを作るのに使われます。そのため、汚れや臭いがある段ボールは使えないため、資源ゴミに出せません。
資源ゴミに出せない段ボールは細かく破くなどして、燃えるゴミとして捨てましょう。
汚れや破損がある段ボールは資源ゴミに出せないので、自宅で正しく保管しなくてはなりません。資源ゴミの回収日まで室内で保管する必要があり、場所をとられる点はデメリットだといえます。
段ボールを捨てる際は、段ボールのみを紐で束ねて捨てましょう。段ボール以外の紙が混入すると、リサイクルした段ボールの質が悪くなってしまうからです。
ただ、段ボールに貼られたテープやシールは完璧にはがす必要はありません。
リサイクルの過程では古い段ボールを水に溶かすため、多少のものは自然に分離され取り除かれます。
自分の住所や名前などが記載された伝票が段ボールに貼られている場合には、個人情報の漏えいにつながる恐れがあります。
ゴミ集積場などに出す場合、誰が見ているかわかりません。個人情報保護の観点からも、伝票は剥がしておいた方が良いでしょう。
今回は、段ボールの簡単な捨て方を6つご紹介しました。処分したい段ボールの量と自分の状況に合った方法を選びましょう。
段ボールは家の中で意外に場所をとるので、処分するときっとスッキリできるはずです。
また、段ボールは資源ゴミに分類されるので、捨てる際には取り扱いに注意する必要があります。どうせ処分するなら、しっかりとリサイクルできるように気を配りたいものです。
段ボールのリサイクルをとおして地球環境の保全にも貢献できると思えば、注意点をしっかり守ろうという気持ちになれるでしょう。
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