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「ビーズクッションを捨てるにはどうしたら良い?」
「じゃまなビーズクッションを早く捨てたい」
上記のような悩みに応える記事です。
ビーズクッションを長期間使用すれば、汚れだけなく劣化して本体からビーズが出てきてしまうこともあります。こうなると捨て時ですが、ビーズクッションをどのように捨てれば良いのか迷ってしまいますよね。
そこで今回は、不用品回収のプロである「お助けうさぎ」がビーズクッションの捨て方について解説します。
処分費用や「捨てる」以外の方法も紹介するので、これからビーズクッションを捨てる予定がある方は、ぜひ参考にしてみてください。
ビーズクッションを捨てる方法は下記の4つです。
それぞれ解説します。
一辺が30cm以上ある大きなビーズクッションの場合は、自治体の粗大ゴミとして捨てるのが一般的な方法です。
粗大ゴミとして捨てるためには、いろいろな手順を踏む必要があります。
また、当日は回収に立ち会わなくてはならない場合もあるため、時間的に制限のある方にはハードルが高い方法かもしれません。
しかし、その分手数料は200円程度とリーズナブルで、運ぶための自動車なども必要ないというメリットもあります。
自治体指定のゴミ処理施設に持ち込むなら、予約や専用シールの購入などの手間はかかりません。
下記点には注意が必要ですが、自分で持ち込む分手数料はさらに安くなります。
一辺が30cm以下の小さなビーズクッション、またはゴミ袋に収まるように分解したものなら通常のゴミとして集積場に出すことが可能です。
ビーズクッションのビーズは材質がポリスチレン、またはポリウレタンなどのプラスチックでできているので、自治体によってはプラスチックゴミになりますが、「可燃ごみ」として出しても構わないという地域があるのも事実です。
事前に自分が住んでいる自治体では「ビーズクッションはどのような扱いになるのか」を確認する必要があります。
自分でビーズクッションを解体する際には、下記のようなデメリットがあることも知っておきましょう。
細かなビーズは静電気を帯びて簡単には取れないので、家庭に幼児やペットがいる場合には十分な注意が必要です。
不用品を処分するために、手間と時間をかけていられない状況の方もいるはずです。そんな方は不用品回収業者に依頼すると良いでしょう。
自治体で粗大ゴミを回収してもらうときとは違い、申し込みをするとすぐに対応してもらえるので予定を気にする必要がありません。不用品回収業者に依頼するのは、下記のような方に最適な方法です。
ただし、不用品回収業者によっては軽トラックに不用品を積み込んで10,000円前後というような価格設定になっています。ビーズクッションを数個だけ処分したいというときには、かえってもったいない結果になってしまうかもしれません。
損しないためにも、他に処分したい品物が複数あるときに利用を検討すると良いでしょう。
不要になったビーズクッションは「捨てる」だけでなく、下記の方法で手放すこともできます。
1つずつ詳しく見ていきましょう。
まだキレイな状態のビーズクッションなら、リサイクルショップで買い取ってもらえるかもしれません。処分費用がかからず多少でも現金化できるなら、良い処分方法ではないでしょうか。
ただし、ビーズクッションはキレイに見えても中のビーズがへたっていて、座り心地が悪くなっているものもあります。
状態が悪ければ売れる可能性が低くなるため、必ず買い取ってもらえるわけではありません。売れなければ、自分で持ち込んだビーズクッションを持ち帰る必要があります。
今や身近になったフリマアプリで売却するのも手軽ですが、いくつかデメリットも考えられます。
しかし、フリマアプリはわざわざ商品を持ち込む必要がなく、リサイクルショップに売却するよりも高値で売れる可能性が高いです。その点でフリマアプリは魅力的な処分方法だといえます。
身近にビーズクッションを必要としている人がいるなら、譲るのも簡単にできる処分方法でしょう。しかし、よほどビーズクッションの状態が良いか相手との関係が良好な場合だけに通用する方法です。
ビーズクッションを譲っても良いのは下記の場合だけです。
自分が不用品を処分したいあまりに、身近な人に押し付けることは控えましょう。
ビーズクッションは軽いため気軽に捨てられると思いがちですが、実は捨て方によっては周りの人たちに迷惑をかけてしまいます。
そんな事態を避けるために、正しい捨て方をマスターしましょう。
ビーズクッションの生地が破れかけている場合、針と糸で縫って直そうとしてはいけません。
ビーズクッションは特殊な針と糸で作られているので、通常の針と糸では縫えないだけでなく、縫い目からもっとビーズが出てきてしまう恐れがあります。
ビーズが飛び散ってしまうと取り除くのがとても難しいため、正しい処置が必要です。捨てる予定のビーズクッションも、下記とおり応急処置をしてから捨てましょう。
通常のゴミとして出す際にも、ビーズクッションがゴミ収集車の中で圧迫されたときに中身のビーズが飛び散ってしまう恐れがあります。
上記で紹介した応急処置をした上でしっかりとゴミ袋に入れ、「ビーズクッション」と明記すると収集する人に対して親切です。
繰り返しになりますが、ビーズクッションの中身が外に出てしまうと取り除くのがとても難しく、幼児やペットが誤飲する恐れがあります。
万が一、ビーズを誤飲してもそのまま排出されるため無害だと明言しているメーカーもありますが、大量に誤飲すると人体に何かしら影響が出る可能性も否定できません。
ビーズクッションを分解して通常のゴミとして出す場合は、幼児やペットがいない場所で作業をするようにしましょう。
へたったビーズクッションを買い替えたい方は、店舗での引き取りサービスがあるのか気になるかもしれません。しかし、2022年3月現在、引き取りサービスを行っている店舗はありません。
「無印良品」や「ニトリ」はビーズクッションを扱っていることで知られおり、新品の家具を購入したときには不要になった品物を引き取るサービスを展開しています。ただし、残念ながらビーズクッションは対象外です。
アメリカのビーズクッションブランドである「ヨギボー」でも、引き取りサービスは行っていません。
一方で、下記のようなリペアサービスを有料で行っています。
参考:ペアサービス – Yogibo(ヨギボー) 公式オンラインストア – 体にフィットする魔法のビーズソファ、日本上陸。
有料サービスではあるものの、ビーズクッションがキレイな状態に生まれ変わるので長く愛用できるでしょう。
今回は、ビーズクッションの捨て方ついて解説しました。
捨てる方法と捨てずに手放す方法がありますので、自分の状況に合わせて選びましょう。
軽くて柔らかなビーズクッションですが、捨てるときも捨てずに手放すときも注意や気遣いが必要な侮れないアイテムです。上手に処分するためには、きっと本記事が役に立つはずです。
気に入って手に入れたビーズクッションなら、処分するときまで責任を持ち正しく処分しましょう。