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「ガスコンロのおすすめの処分方法が知りたい」
「ガスコンロを処分するのに費用はどれくらいかかるの?」
毎日調理する方にとって欠かせないガスコンロは、製品によってガスの種類が決まっているため、引越しの際に処分しなければならないアイテムの1つです。
そこでこの記事ではガスコンロの処分方法について解説しています。
買取や下取りなどの処分方法から廃棄する際の処分費用も紹介していきます。
また、ガスコンロを廃棄する場合、据え置き型とビルトイン型のガスコンロで処分方法に違いがあるので、最後まで読んで参考にしてみてください。
新しいガスコンロの購入時に使わなくなったガスコンロを引き取ってもらう方法が一番簡単な方法になります。
買い替えと同時に引き取ってもらう方法は下記の3つ。
メーカーや家電量販店などでガスコンロを購入することが一般的です。そのため、各販売店では既存のガスコンロを回収するサービスを行っています。
しかし、処分だけを引き受けている販売店はありません。基本的に新しいガスコンロや同等品を購入した店舗での引き取りになるので注意してください。
ガスコンロは家電リサイクル法の対象製品になっているため、家電量販店で有料で回収してもらうことも可能です。
ガスコンロの処分費用は店舗によって異なり、ヨドバシカメラでは150cm以下で20kg以下の製品を1,100円で回収しており、ジョーシンではビルトインタイプ以外の製品を550円で引き取っています。
店舗に持ち込む場合はリサイクル料金だけで手放すことができますが、配送すると運搬料金が別途必要になるので注意しましょう。
また、店舗によっては買い替え無料下取りサービスを行っている場合があります。
ビックカメラを例に挙げると、購入した商品と同一商品であれば無料下取りしてもらえるため、余計な処分費用がかかることはないでしょう。
ただし、ネットショップで購入した商品は対象外となっているので注意してください。
家電量販店によってサービス内容は異なるので、ガスコンロを購入する際には、既存の製品を処分してもらえるかどうかを確認しましょう。
ホームセンターでは対象商品を購入した方に向けた無料引き取りサービスを行っています。
引き取ってもらえる製品は購入した製品と同等品で同量と決まっており、レシートや領収書を持参した上で、店舗に持ち込む必要があります。
また、ホームセンターで購入した商品が対象となるかは店舗によっても異なるため、わからない場合は問い合わせてみてください。
ビルトインガスコンロの導入を検討している方は、メーカーから直接製品を購入する方も多いのではないでしょうか。
メーカーでガスコンロを購入した場合、インターネットや店舗で注文したあとに、工事日をきめて設置工事に移ります。
この設置工事の際に既存のガスコンロを持ち帰ってもらうこともできるため、メーカーから直接ガスコンロを購入する方におすすめのサービスです。
この他にも自社製品を対象にしたリサイクルサービスもあり、パロマでは自社製品を購入した方を対象にガスコンロの無料引き取りサービスを行っています。
引き取りの対象となる製品は他社メーカー製でも問題なく、発送費用もかかりません。
各メーカーや時期によって内容は多少異なることもありますが、基本的には上記のようなサービスをしているので、気になる方はメーカーに直接問い合わせてみてください。
家電量販店やホームセンター、メーカーでは、ガスコンロや同等品を購入した方に向けた無料回収サービスをしていますが、汚れや傷があまりない製品は売却できる可能性があることをご存知でしょうか。
年式が新しく状態の良いガスコンロは売却できる可能性があるため、下記3つのサービスを利用して処分しましょう。
ガスコンロを売却するという考え方はあまり知られておらず、壊れたり不調がでたりしたときに買い替えるのが一般的です。
ですが急な転勤や引っ越しなどで、まだ使えるガスコンロを処分しなければならない場合もあるため、チェックしてみてくださいね。
購入した時期や製品の状態によっては、リサイクルショップで売却することも可能です。
売却しやすいガスコンロは据え置きタイプの製品で、ガスホースを抜くだけで簡単に取り外すことができます。
リンナイやパロマなどの有名メーカー製で動作確認済み。購入から7年程度で付属品が揃っている製品をお持ちの方は見積もりに出してみましょう。
売却金額は1,000円から20,000円ほどと製品によって異なります。たとえば、2019年式リンナイの据え置き型ガスコンロであれば、付属品が揃っており、傷や汚れのない製品なら1,500円という買取価格がついている時期もありました。
動作するガスコンロは、磨いて見た目をキレイにするだけでも買取査定に影響するため、実際に売却したい方は試してみてください。
また、買取依頼する場合は店頭持ち込みになるので、事前にメーカーや型番を問い合わせて、見積もりを出してもらうと良いでしょう。
ただし、状態の良い製品でも付属品のないものは買取の対象からはずれてしまうため注意してくださいね。
リサイクルショップと同様に、年式が新しく状態の良いガスコンロはフリマサイトやネットオークションで売却できる可能性があります。
実際に多くのガスコンロが5,000円から数万円で出品されていますが、取引が成立している数は少なく、製品の状態と価格のバランスがよい製品が売却できている印象です。
出品されているガスコンロの年式は、リサイクルショップよりも厳しい5年以内の製品かつ、美品という条件が揃っているものでタイミングの良い製品が売却できるため、すぐにガスコンロを手放すことは難しいでしょう。
また、仮に取引が成立した場合、商品の梱包には緩衝材やテープが必要で、1番安い送料のらくらくメルカリ便で送っても1,000円ほどかかってしまうため、手元に残る金額は少なくなってしまいます。
作業時間や利益を考えると処分してしまったほうが良い場合もあるため出品は慎重におこないましょう。
※ガスコンロの売却金額や条件は時期によって異なります。
不用品を譲ったり譲ってもらったりできるサービスの「ジモティー」を利用すれば、使わなくなったガスコンロを売却できる可能性があるでしょう。
ジモティーの大きな特徴は、都道府県別に分かれた掲示板を使って近くに住んでいる方にアプローチを取れることです。
利用者同士が顔合わせて取引するため、送料がかかりません。一方フリマサイトでは、購入者に商品を送る際に送料が発生し、販売コストが高くなってしまいます。
しかし、直接引き渡しができるジモティーは無駄な費用がかからないことも含めて、人気を集めるサービスになりました。
また、消費者同士を繋ぐサービスの仲介手数料は10パーセント以上かかることが一般的ですが、ジモティーは無料で利用できるという大きなメリットがあります。
ジモティーは簡単に不用品を掲載できる上にコストがかかりませんが、メリットばかりではありません。
それは引き取り手が見つかりづらい点です。利用者が多い分カテゴリーやジャンルが細かく分かれているので、タイミングが合ったときにしか取引が成立しないでしょう。
そのため、ガスコンロを早く手放したい方は金額や時期を工夫して掲載することをおすすめします。
どうしてもすぐに処分したい方は粗大ゴミに出すか不用品回収業者に依頼しましょう。
リサイクルショップやフリマサイトなどで売却できないガスコンロは下記2つの方法で処分できます。
要らなくなったガスコンロは粗大ゴミに出すことが一般的ですが、粗大ゴミ処理券を購入するなど、手間もかかるため、仕事や育児で時間のない方は不用品回収業者がおすすめです。
売却できなかったガスコンロは粗大ゴミに出すことができます。粗大ゴミの処分費用は長辺の長さや重量で決まっていることが一般的ですが、自治体によっては品目で分かれています。
たとえば神奈川県横浜市ではガスコンロは500円となっており、東京都新宿区では据え置き型は400円、ビルトイン型は800円のように分かれているのです。
どの都道府県でも数百円ほどで処分できるので、ガスコンロの取り外しができる方は自治体のルールに沿って粗大ゴミに出してください。
ガスコンロを粗大ゴミに出す場合、粗大ゴミ受付センターに申し込み後、ガスコンロの処理手数料にあたる「粗大ごみ処理券」をコンビニ等で購入しましょう。
次に、粗大ゴミ処理券に受付番号や氏名などを記入して指定の場所に持ち込んでください。
※ガスコンロの処分費用は変更になることもあるため、実際に処分する際には自治体のホームページを確認しましょう。
卒業や転勤などで不要になったガスコンロの処分に困っている方は不用品回収業者に依頼してください。
引っ越しする際には新居に持っていくもの以外はすべて処分しなければなりません。
この場合、ゴミの種類に合わせて分別作業が必要で、可燃ゴミや資源ゴミなどに分ける作業に時間がかかってしまうでしょう。
特に蛍光灯やスプレー缶、瓶などの処分は自治体によって細かくルールが定められています。
不用品回収業者に依頼すれば、自宅に訪問回収してもらえるため、分別や運搬といった手間がかかりません。
処分費用もトラック1杯で10,000円程度なので、複数の粗大ゴミを出す場合は処分費用がお得になることもあるでしょう。
また、ガスコンロを粗大ゴミに出す場合、自分で取り外した後に指定の場所に運搬しなければならず、上階にお住まいの方は特に大変です。
不用品回収業者によってはガスコンロの取り外しもしてもらえるため、作業が苦手な方や運搬が難しい方は不用品回収業者を利用してみてくださいね。
ガスコンロのタイプは据え置き型とビルトイン型に分けられます。
前者の据え置き型のガスコンロはガス栓を閉めた後、元栓からガスホースを抜くだけなので、個人でも簡単に取り外すことができるでしょう。
しかし、ビルトイン型のガスコンロの取り外しには、ガス機器とガス管を直接繋いだり外したりする工事には欠かせない「ガス可とう管接続工事監督者」という資格が必要です。
また、通常こうした工事を行う業者は、都市ガスやプロパンガスを使用したガスコンロの設置や交換作業も行っているため、ガス機器設置スペシャリストや液化石油ガス設備士といった資格も持っています。
処分費用を抑えるためにビルトイン型のガスコンロを自分で取り外そうと考える方もいますが、事故の原因になるので止めましょう。
無資格でガスコンロの取り外しをした場合、罰則を受けることはありませんが、取り外し作業が原因でガス漏れが起った場合は保険の対象外となってしまいます。
据え置き型のガスコンロは売却もしやすく簡単に取り外せるため、新しいガスコンロの購入を検討している方は覚えておきましょう。
この記事ではガスコンロの処分方法について解説しました。
長年使用することが多いガスコンロは、グリルが錆びついていたり、傷がついていたりと状態の良い製品はほとんどありません。
そのため中古品を売却することは難しく、買い替えと同時に手放すか、粗大ゴミに出すのが一般的です。
また、引っ越しで手放すことの多いガスコンロは、他の不用品と一緒にまとめて処分することで、分別や運搬といった作業に時間をかけず処分することもできます。
弊社お助けlifeではガスコンロの回収も行っています。他のキッチン用品や食器などと一緒にまとめて処分できるので、気になるかたはホームページから気軽にご相談ください。