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仏壇の処分にお困りですか?
仏壇はご先祖様を祀ってきた大切なものなので、簡単に処分することはできませんよね。だからといってずっと置いておくわけにもいきません。
この記事では、仏壇の供養のしかたや処分方法、仏壇を捨てる前の注意点などについて解説していきます。
大切な仏壇の処分にどうぞお役立てください。
ご自身の家の宗教や菩提寺をご存じですか?
閉眼供養は宗教や菩提寺があるようでしたら、そちらで閉眼供養をしてもらうのが一般的です。ご自身の家にお寺や宗教があるかどうか、あらかじめ調べるようにしてください。
菩提寺が決まっていなくても心配することはありません。近くのお寺や神社などでも閉眼供養をしてもらうこともできます。ほかにも閉眼供養をしてくれる業者などもありますので、安心してください。
仏壇は菩提寺があれば、お寺さんにお願いすることもできますが、お寺が決まっていない方もいるでしょう。そのような場合の処分のしかたもこれから紹介していきます。
仏壇の処分方法6選はこちらです。
それでは1つずつ詳しく見ていきましょう。
菩提寺があるのなら、そちらで閉眼供養をしてもらいましょう。そのときに仏壇の処分の相談もしてみてください。菩提寺で閉眼供養をして、そのまま処分してもらうのが一番安心な方法といえます。
お炊き上げの時期が近ければ、分解してお炊き上げしてもらうのもいいでしょう。ただしお炊き上げは時期が決まっていることが多いので、タイミングが合わなければお炊き上げの時期まで待つことになります。
お寺によって閉眼供養は出来るけれども、処分は行っていない場合もあります。その時はお寺さんとつながりのある業者を紹介してもらうといいでしょう。菩提寺に紹介してもらえないときは、閉眼供養を済ませたあとに自分で探すなどして処分してください。
仏具店では次のような処分方法があります。
ほとんどの仏具店が閉眼供養にも対応しているので心配はないでしょう。
菩提寺で閉眼供養をしてもらった仏壇の処分だけをお願いすることも出来ます。菩提寺が無い場合も閉眼供養も一緒にお願いできるので、仏具店なら幅広く利用することができるでしょう。
また、新たに仏壇を買い替えるなら、買い替えのときに一緒に処分をお願いするのが一番よい方法です。現在はマンションなどでも利用しやすいように、コンパクトな仏壇に買い換える方も増えてきています。
使わなくなった仏壇は処分するしかないと思われているかもしれませんが、仏壇を買い取ってくれるリサイクルショップもあります。
近くにリサイクルショップがある場合、仏壇を買い取ってくれるか確認してみるといいでしょう。自分で持ち込めない場合は、引き取りに来てくれるリサイクルショップもあるので、問い合わせてみてはいかがでしょうか。
ただしリサイクルショップでは閉眼供養は出来ないことが多いので、菩提寺などで閉眼供養を済ませてから利用しましょう。
仏壇を専門に買い取ってくれる買取専門店を利用してもいいでしょう。
仏具を専門に買い取ってくれる業者もあるので、一度見積もりを取ってみるのもいいでしょう。作りがしっかりしたものや、きれいな装飾のされた仏壇なら、高い値段で買い取ってもらえる可能性があります。
また仏壇の買取専門店ならほとんどのお店が閉眼供養も行っています。閉眼供養と処分を同時に行いたい場合は、仏具専門の買取専門店に売るといいでしょう。
自治体では仏壇も普通の粗大ゴミとして扱われるのが一般的です。粗大ゴミとして処分するには次の2つの方法があります。
軽トラックなどを持っていて自分でゴミ処理施設まで持ちこめば、ほとんどの自治体で無料で処分できます。ただし重さによって多少の料金がかかる自治体もあるので注意しましょう。
また分解して小さくすれば、普通のゴミとして処分することも可能です。
ただし、ゴミ処理施設では閉眼供養を行わず、そのままゴミとして扱われるので、捨てる前にかならず閉眼供養を済ませておきましょう。
手間をかけずに仏壇を処分したい場合は、不用品回収業者に依頼するといいでしょう。不用品回収業者なら作業員が自宅まで出向いて仏壇を運び出してくれるので、運び出す手間もかかりません。
また遺品整理をして仏壇以外にもたくさんの遺品があるときなども、不用品回収業者なら、それらの遺品もまとめて回収してくれます。他にも処分したいものがある場合は、一度相談してみるといいでしょう。
ただし閉眼供養をしていない業者も多いので、閉眼供養をしてから依頼した方が安心です。回収を依頼するときに、閉眼供養についても確認するといいでしょう。
仏壇はご先祖様の魂が宿る大切なものです。処分してから後悔などをしないように、処分前にいくつかの注意点を確認してください。
これらの4つの注意点を確認してみましょう。
それでは1つずつ詳しく説明していきます。
前にも説明したように、仏壇を処分する前に必ず閉眼供養を行うようにしてください。仏壇にはご先祖様の魂が宿っていることを忘れずに、大切に供養してあげましょう。
供養はなるべく菩提寺など、ご先祖様とかかわりのあるお寺で供養しましょう。
このような場合はお寺に頼むといいでしょう。
近くにお寺が無い場合は
このように処分と同時に閉眼供養してもらう方法もあります。くれぐれも、そのままゴミに出してしまうことが無いよう注意してくださいね。
家には先祖代々から伝わった宗教・宗派があります。菩提寺や宗教・宗派がある場合は、なるべくそちらに従って供養してあげましょう。
菩提寺での閉眼供養が難しい場合は、別の場所でも問題はありません。実家が遠方などで菩提寺に行けないときは、受け入れてくれるお寺や業者などに供養をお願いしましょう。
仏壇が不要になったからといって、すぐに処分してはいけません。なぜなら仏壇には大切なものが隠されている可能性があるからです。それらに気が付かず、仏壇を捨ててしまうことがないよう、次の項目をしっかりとチェックしてください。
仏壇を処分するときは引き出しの奥までしっかりと確認しましょう。
隠し扉が無いか隅々までチェックするようにしてください。また引き出しの裏に張り付けている場合もあるので、一度すべて外すといいかもしれません。
仏壇を処分するときは乱暴に扱わないようにしましょう。いくら処分するからといっても、今までご先祖様が宿っていた家と考えてみてください。
処分するにせよ解体するにせよ、丁寧に扱ってあげても損はありません。仏壇を処分するときや解体するときは、今までご先祖様を守ってくれてありがとうという気持ちを込めて丁寧に扱ってあげましょう。
ここまで仏壇の処分方法をいろいろと見てきましたが、手間をかけずに安心して任せるなら、不用品回収業者がおすすめです。閉眼供養を済ませても、自分で処分するには心が痛むかもしれません。そのような時はプロにお任せしてみるのもいいでしょう。
不用品回収業者の「お助けうさぎ」なら、プロの作業員が丁寧に仏壇を運び出してくれます。また遺品整理などで不要になったものがあれば、一緒に引き取ってもらえます。
見積もりも電話やネットから簡単にできるので、一度「お助けうさぎ」に相談してみてはいかがでしょうか。