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「雛人形を捨てるにはどうすれば良い?」
「バチが当たるような捨て方は避けたい…」
上記のような悩みに応える記事です。
雛人形は女の子の健康、健やかな成長、将来幸せな結婚ができることを願って飾られる人形です。毎年家に飾る慣習のある家庭もあれば、だんだんと飾らなくなったという家庭もあるのではないでしょうか。
とはいえ、お守りのように女の子を守ってきた存在のため、そう簡単には処分できないものです。
そこでこの記事では、不用品回収のプロである「お助けうさぎ」が雛人形の捨て方について解説します。
捨てる以外の処分方法についても触れていますので、捨てることに抵抗がある方はぜひ参考にしてください。
雛人形は各自治体の「普通ゴミ」か「粗大ゴミ」として捨てることができます。
自治体のルールに従わなければなりませんが、一体一体の人形や小さな付属品は普通ゴミとして出すことが可能です。
基本的には可燃ごみとして捨てることができますが、念のため「可燃ごみ」か「不燃ゴミ」かを区分してゴミを出すように心がけましょう。
自治体の可燃ゴミや不燃ゴミとして回収してもらう場合には、無料で処分できます。ただし、一辺の大きさが30cm以上になると粗大ゴミに該当するので注意しなければなりません。
粗大ゴミとして出す場合、500円~1,000円程度の処分費用が発生します。
雛人形を「捨てる」以外の処分方法は下記の5つです。
雛人形を普通のゴミとして捨てることに抵抗がある方は、ぜひ参考にしてください。
雛人形を人形供養に出すという方法があります。
古い時代から「人形には魂が宿る」という考え方が存在します。そのため、亡くなった人のように供養して感謝の気持ちを持って、お別れの儀式をするのが良いとされる風習です。
お別れの儀式を行う場合には、お寺や神社に依頼することが一般的です。
供養の手順は下記のとおり。
また、葬儀社に依頼することもできますが、この場合は人形供養祭を開催している中で僧侶に供養をしてもらった上で、焼香を行いお別れの義を行います。
セルフ供養を行う方法は下記のとおりです。
いずれの方法でも、人形には「これまで見守っていただいた」という感謝の念を持ち、お別れをすることが大切です。
供養料はお寺や神社によってさまざまですが、3,000円~10,000円程度が相場です。
また、供養料が設定されおらず「おこころざし」のみを受け付けているケースもあります。「感謝の気持ち」を表すためにも、上記の相場金額の範囲で包むと良いです。
葬儀社の供養料もさまざまですが、2,000~7,000円程度が相場となります。
人形供養を依頼した場合には、人形をきちんと供養してもらえるということがメリットです。しかし、デメリットとしては供養のお金がかかるということがあります。
雛人形を処分するには、専門店で買い取ってもらうという方法もあります。
買取の際には処分費用が発生することはなく、むしろ利益が得られるというメリットがあります。雛人形は一部のマニアや海外の人から人気があり、買取を積極的に行っている専門店は多いです。
しかし、デメリットとしてはすべての雛人形が買取対象になるわけではありません。
下記に該当する場合は、買取不可の可能性が高いです。
買取を成功させるためには、下記のポイントを意識しましょう。
雛人形を処分するには、フリマアプリやネットオークションで売るという方法もあります。
フリマアプリやネットオークションを利用する際には手数料がかかるので、その分が処分費用とも考えられるでしょう。
利用するサービスによって異なりますが、下記のような手数料がかかることがあります。
フリマアプリやネットオークションは、下記の手間がかかることがデメリットです。
しかし、自分の希望価格で販売することができる点は雛人形を処分したい方にはメリットだといえます。
雛人形を処分するには、欲しい人に譲るか寄付するという方法もあります。
譲ったり寄付したりする方法は、処分費用がかかりません。しかし、譲る場合には雛人形を自分で運び出す必要があります。
幼稚園や保育園、施設、雛祭りイベントなどに寄付することができます。寄付先に気持ち良く受け取ってもらえるよう、譲る前に雛人形や付属品の状態を確認しましょう。
雛人形を処分するには、不用品回収業者に依頼するという方法もあります。不用品回収業者に依頼する場合には、他の方法よりも回収料金が高くかかってしまうということがデメリットです。
業者、雛人形や付属品の数、大きさによっても異なりますが、目安としては1,000円以上かかるのが一般的です。とはいえ、不用品回収業者に依頼すると家まで雛人形や付属品を取りに来てくれます。
一体だけだと手間はかかりませんが、下記の場合は運び出すだけでも大変な作業です。
無理に自力でどうにかしようとはせず、不用品回収のプロを頼ることもおすすめします。
雛人形を捨てる際には、下記の2点に注意しましょう。
それぞれ解説します。
ガラスケースに入って飾られている雛人形も少なくありません。
人形は人形供養などをして丁寧に包み可燃ごみに出すことができますが、ガラスケースは「不燃ゴミ」か「粗大ゴミ」に分類されるので正しく分別しなくてはなりません。
不燃ゴミであれば費用はかかりませんが、粗大ゴミであれば数百円かかる自治体がほとんどです。
ゴミ出し日になるまでは自宅に保管する必要がありますが、処分費用を安く抑えることができます。
雛人形を捨てる際には、人形や付属品などに個人情報が記載されていないかを確認することが大切です。
長年飾り続ける人形のため、個人情報を記載している家庭もあるでしょう。しかし、そのまま捨ててしまうと個人情報を悪用されてしまう恐れがあります。
個人情報が記載されている部分があれば、その部分を切り取ったり塗りつぶしたりして情報がわからないようにしましょう。
今回は、雛人形の捨て方や捨てる以外の処分方法について紹介しました。
雛人形は人形といえど、思い出の日々を一緒に過ごしお守りとしての役目を果たしてくれる大切な存在です。処分するのは辛いという方がほとんどでしょうが、何らかの事情によっては処分せざるを得ない場合もあります。
雛人形自体は自治体の「普通ゴミ」として捨てることができますが、少しでも抵抗がある方は下記の方法で手放すと良いです。
しかし、雛人形は壊れやすい上にガラスケースや雛壇があるので、自分で家から運び出すのは大変な作業です。「面倒くさいことはお任せしたい」と思っている方は、不用品回収業者に依頼することをおすすめします。
不用品回収のプロである「お助けうさぎ」は雛人形をご自宅までお引き取りに伺います。
大がかりなケースや壇の回収も、丁寧かつスピーディーに回収いたします。大切な雛人形の処分をサポートさせていただきます。