「使いきれないマニキュアが大量にあって捨てたい」 「中身の固まったマニキュアはそのまま捨てていいの?」
ワンカラータイプやシアー、ラメなど、種類が豊富なマニキュアは、手軽な値段で購入できるため、シリーズで揃えたり勢いで買ってしまったりと数が多くなる化粧品の1つです。
1度使っただけのマニキュアをそのまま放置して中身が固まることもあり、使う予定がないマニキュアの捨て方に困っている方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事ではマニキュアの捨て方について解説します。
マニキュアは中身とボトル、キャップを一緒に捨てて良いかわからずに迷ってしまいますよね。ゴミの分別区分は自治体によっても異なるため、最後まで読んで参考にしてみてください。
目次
マニキュアは捨てるタイミングがわからないアイテムの1つで、塗れなくなったことを毎回確認して処分する方が多いのではないでしょうか。
マニキュアを捨てるタイミングがいつもわからない方は、大量のマニキュアが化粧台に並んでしまい「処分したいけど捨てるのが面倒くさい」と放置している方もいるでしょう。
マニキュアは使用期限があるわけではないので、誰もが処分タイミングを知らないままなんとなく自分の好きなタインニングで処分している訳ですが、基本的には以下のような場合、処分する時期が来ているといってよいでしょう。
1度使用したマニキュアは空気に触れることでさまざまな反応が見られるようになります。
開封後1年以上経過すると状態変化が激しくなるので、上記を目安に処分しましょう。
マニキュアの処分方法は自治体でルールが異なり、中身とビンでは分別区分が違うこともあります。
またマニキュアの成分には有機溶剤が使用されているため、中身を捨てる手順を間違うと気分が悪くなる場合もあるのです。
まずはマニキュアの分別区分と中身を捨てる手順を紹介していますので、順を追ってみていきましょう。
その日の気分に合わせて爪を彩ることができるマニキュアは、ネイルサロンに行く時間のない人にピッタリなセルフネイルとして人気の化粧品です。
ひと昔前のマニキュアのデメリットは乾くまでにかなりの時間がかかることでしたが、近年では速乾性のマニキュアや速乾剤などが販売されているので利用する人も増えています。
価格帯も百円から3,000円ほどとピンキリでカラーバリエーションも豊富なため、使いきれずに中身が残ったまま捨ててしまうこともあるのではないでしょうか。
しかし、マニキュアの捨て方は自治体によってルールが決められているので、中身のはいったマニキュアをそのまま捨てることがNGな場合もあるのです。
そのため、地域ごとに定められたルールを把握して適切に処分しなければなりません。
使いきれないマニキュアをそのまま燃えるゴミに出す人もいますが、自治体によっては燃えないゴミやガラス・ビンに分ける必要があります。
また、一部の地域ではキャップはプラスチック製容器包装で、ビンは燃えないゴミに分けなければなりません。
たとえば、東京都八王子市や江東区などではマニキュアのビンは不燃ゴミになっており、中野区ではマニキュアのビンは陶器・ガラス・金属ゴミに分類されています。
また、関東を中心に一部の地域の分別区分をまとめたものがこちらです。
都道府県
品目
分別区分
神奈川県横浜市
神奈川県川崎市
マニキュアのビン
普通ゴミ(キャップはプラスチック製容器包装)
埼玉県さいたま市
燃えないゴミ(キャップは燃えるゴミ)
埼玉県川越市
千葉県千葉市
不燃ゴミ(キャップは可燃ゴミ)
千葉県市川市
マニキュア
燃やすゴミ
山梨県甲府市
燃えないゴミ(キャップはプラスチック製容器包装)
山梨県富士吉田市
ビン・ガラス・せともの(キャップは可燃物)
このようにマニキュアのビンをすてる場合、多くの地域では燃えないゴミになり、キャップは分けて出すことが一般的です。
ですが地域によって分別区分が異なるため、実際にマニキュアを捨てる際には自治体のホームページを確認しましょう。
また、こちらの表で記載しているのは、マニキュアの中身を捨てた状態での処分方法になるため、下記でマニキュアの中身をすてる手順を紹介します。
※記載している分別区分は変更になる可能性があるので注意してください。
マニキュアの中身の捨て方は簡単です。 まずは、中身の処分に必要なものを準備しましょう。
液体を吸わせるための紙や布(トイレットペーパー等) 綿棒 除光液 飛び散るのを防ぐためのビニール袋 準備ができたら風通しの良い場所で作業します。
マニキュアの成分には有機溶剤が入っているため、閉めきった部屋で作業すると気分が悪くなることもあるので、ベランダや換気のできる部屋で行ってください。
中身を捨てる手順は以下の通りです。
マニキュアの中身が入ったビニール袋は可燃ごみとして処分してください。
マニキュアの中身は上記で説明した方法で簡単に取り出せますが、長い間放置してしまったマニキュアは液体が固まっていることもあるでしょう。
多くの自治体では「そのまま燃えないゴミ」や「燃えるゴミ」として捨てられますが、どうしても中身を取り出さなければならないときは、除光液を入れて1日放置してください。
すると翌日には中身が溶けていますので、上記で紹介した手順で処分可能です。
また、マニキュアの中身が固まっていると、キャップが外れずらくなっていることもあります。この場合、熱湯につけて数分放置してください。キャップの間に詰まっている液体が柔らかくなって外れやすくなるでしょう。
化粧品の多くは使用期限が3年以上になっていることが一般的ですが、マニキュアは保管場所や使い方によっては短期間で中身がドロドロになったり、固まってしまったりします。
これはキャップを締める際に付着した液体を拭き取らずに、そのまま締めてしまうことが大きな原因の一つとなっているのです。
そのため、日ごろから使い終わった後はキャップ部分をしっかりと拭き取ることで中身を長持ちさせてみてください。
百円ショップで売られているマニキュアや安価で購入できるもの以外で、人気メーカー製、状態の良い製品は売却できる可能性があります。
そもそも商品価格の安いマニキュアは高いものでも4,000円ほどです。そのため売却できたとしても、数百円程度になっているので使わないマニキュアの数が多い方におすすめの方法といえるでしょう。
資生堂やコーセーといった人気メーカーのマニキュアで、1・2回しか使用していないマニキュアをお持ちの方は下記3つの方法で売却できる可能性があるでしょう。
フリマサイトやジモティーは安価な製品でも、まとめ売りできる可能性があるので、自分に合った売却方法を見つけて利用してみてください。
使わなくなったマニキュアをすぐに売却したい方は、化粧品買取専門店がおすすめです。
有名メーカーで人気のシリーズが買取対象となっており、未使用品またはほとんど使用していないマニキュアが買取対象です。
また、こうしたブランドのマニキュア(ジェルネイル)は半年から1年ほどの保証期間が定められているため、この期間を過ぎたものは買取の対象から外れることもあるので注意してください。
化粧品買取専門店と同様にフリマサイトでも使っていないマニキュアを売却できる可能性があります。
実際に出品されているマニキュアの出品価格は数百円から3,000円ほど。ブランドに関係なく、さまざまなものが出品されていますが、入札のあるマニキュアはどれもブランドで、未使用品に近いものばかりです。
そのため、出品数に比べて取引が成立しているマニキュアは少なく、すぐに売却したい方にはおすすめできません。
ブランドに関係なく取引が成立しているマニキュアは1度使って合わなかったものや、複数の化粧品と抱き合わせにしているケースです。
取引が成立した場合でも送料込みで1,000円ほどになることもあるので、あまり手元には残らないかもしれません。出品したり梱包したりと意外と手間がかかるため、時間に余裕のある方は利用してみてください。
不用品を譲ったりもらったりできるサービス「ジモティー」では使わなくなったマニキュアを売却できる可能性があります。
そもそもジモティーとは、都道府県別に分かれた掲示板サイトを使って、不用品のやり取りができるサービスです。利用者同士が直接顔を合わせて不用品の受け渡しをすることもあり、フリマサイトとは違った特徴をもっています。
フリマサイトでは商品の受け渡しに送料がかかったり仲介手数料を引かれたりと余計なコストがかかりますが、ジモティーは完全無料で利用できるため、利用者が増えているサービスの1つです。
実際にジモティーで掲載されているマニキュアは10本単位での出品が多く、価格も無料から1,000程度が中心となっています。
フリマサイトと同じように掲載すれば必ず連絡が来る訳ではないため、取引成立までに時間がかかることもあるでしょう。
タイミング次第ではマニキュアをまとめて捨てられるので、直接取り引きが苦手ではない方は利用してみても良いのではないでしょうか。
お部屋の整理や断捨離などでマニキュア以外の不用品を捨てたい方は不用品回収業者がおすすめです。
化粧台やクローゼットの奥に日ごろ使わない不用品をしまっている方は意外と多いのではないでしょうか。
一年以上使わなかったものは今後もつかうことはほとんどありません。そのためマニキュアやその他の化粧品などを捨てるタイミングで断捨離することで、お部屋の中を一気に片付けることができます。
平日は仕事で忙しく休日は趣味や会食と時間を作れない中で、半年に1度不用品を整理する癖をつけておけば、急な引っ越しや年末の大掃除で困ることもなくなるでしょう。
不用品回収業者の料金プランは容量で決まっているため、見積もり依頼を出した時点で、追加料金がかかる心配もありません。
また、不用品回収業者によってはお部屋の片付けや除菌・脱臭作業も任せられるので、感染対策をしっかりとした業者に依頼して、気持ちもスッキリさせてみてはいかがでしょうか。
マニキュアの成分には酢酸エチルやトルエンなどの有機溶剤が含まれており、第4類危険物の第1石油類にあたるため、取り扱いに注意が必要です。
この酢酸エチルやトルエンなどの成分比率はメーカーによって異なりますが、引火点が21℃未満と低いので、ケガの原因にもなります。
過去にはマニキュアにたばこの火がついて火傷を負った事例もあるため、火の気のある場所でマニキュアを使わないようにしましょう。
また、マニキュアの中身の成分を知らずにシンクで流してしまう方もいますが、流れた液体が排水溝の網や配管の中で固まってしまいます。
こうなった場合マニキュアを落とすことは難しく、排水溝の網を交換することにもなるでしょう。 誤ってマニキュアをこぼしてしまったときには、紙や布で拭き取り除光液でキレイにしたあと、ビニール袋に入れて正しく処分してくださいね。
この記事ではマニキュアの処分方法について解説しました。
人気メーカー製で未使用品に近いマニキュアは売却できますが、こうした製品以外は自治体のルールに沿って捨てることになるでしょう。
マニキュアはキャップとビンに分別することが一般的で、地域によっては中身を捨ててから処分しなければならないこともあります。
マニキュアを捨てるタイミングでお部屋にある不用品も一緒に処分すれば、分別する必要もなく、同時にお部屋をキレイにできるため、定期的に整理してみてはいかがでしょうか。
弊社お助けlifeではマニキュアを含めた不用品の回収やお部屋の片付けを行っております。ご自宅に眠っている不用品を片付けるタイミングが見つからない方はこの機会に整理してみてください。
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