目次
「最近壊れたヘアアイロンを捨てよう思ってる」
「大掃除してたら使わなくなったヘアアイロンが出てきたから捨てたい」
機械の故障や新商品への買い替えなど、ヘアアイロンを捨てようか迷ってるといった方は少なくありません。
そこでこの記事ではヘアアイロンの捨て方を6つ紹介しています。
捨てるヘアアイロンのメーカーによっては売却することもできますが、基本的に安価なものはゴミやリサイクルに出さないといけません。
ヘアアイロンの捨て方を知って、賢く処分してみてはいかがでしょうか。
ヘアアイロンに明確な寿命はなく、メーカーや使用方法、使用頻度や保管場所などによって、使用できる期間はバラバラです。
ほとんどのヘアアイロンは1年間の保証期間がついており、期間内であれば無料で部品を交換してもらうことができます。
また、補修用性能部品の保有期間が製造打ち切りから5年となっているため、その製品を製造しなくなってから5年以内であれば有料で修理してもらうことも可能です。
ただヘアアイロンなどの電化製品は製造段階で当たり外れがあるので、買ってすぐに壊れてしまう場合もあります。
基本的には丁寧に扱うことで長期間使用することができるので以下のような使い方はしないほうが良いでしょう。
ヘアアイロンは上記のことに注意するだけでも使用期間が長くなる可能性があるので、丁寧に扱うことを心がけましょう。
説明が長くなりましたが、本題のヘアアイロンの捨て方について紹介します。
基本的には「燃えないゴミ」として処分できるヘアアイロンですが、地域によってルールは異なります。また、ゴミとして処分する以外にもリサイクルや売却ができるので、下記6つの処分方法を参考にしてください。
家電量販店やリサイクルショップを利用する場合、使わなくなったヘアアイロンをわざわざ持ち込む手間がかかりますが、時間のない方には不用品回収業者の依頼がおすすめです。
「燃えないゴミ」「粗大ゴミ」「金属ゴミ」など、ヘアアイロンの分別は地域によって異なります。
多くの自治体では「燃えないゴミ」に出されることが一般的ですが、サイズによって「粗大ゴミ」に出すといったルールが設けられています。
神奈川県横浜市を例にあげると、プラスチックでできている50㎝未満のアイロンは、透明や半透明の袋に入れて「燃やすゴミ」として処分というルールになっており、多くの自治体とは異なる分別になっているのです。
このように「燃えないゴミ」として処分すると思っていた製品が地域によっては「燃えるごみ」に分別されることもあるため、処分前に自治体のホームページから確認しましょう。
小型家電リサイクル法の対象品目に指定されているヘアアイロンは、自治体の設置する回収ボックスへの持ち込みも可能です。
使用済小型電子機器などの貴金属やレアメタルなどを回収し再資源化するために「ボックス回収」「ステーション回収」などが行われているのをご存じでしょうか。
回収方法の1つである「ボックス回収」は、市役所や図書館などの公共施設やスーパーなどに回収用のボックスが設置されています。
ただし、投入口の大きさは地域によって異なり、京都市では高さ30㎝幅40㎝奥行き40㎝以内となっています。持ち込む前には必ず投入口のサイズを確認してくださいね。
公共施設やスーパーに設置されている回収ボックスとは別に、家電量販店にもヘアアイロンを持ち込めるようになっています。
特定4品目と呼ばれるテレビや洗濯機などとは異なり、リサイクル料金はかからないことが一般的ですが、店舗によっては回収費用がかかるので注意が必要です。
小型家電リサイクルを行なっている主な家電量販店は下記になります。
訪問回収を希望する場合、出張料金が発生するため、持ち込むようにすると良いのではないでしょうか。
年式や状態など製品によってはリサイクルショップで売却できるヘアアイロンもあります。
「使用できるヘアアイロン」「メーカーはリュミエリーナやルベルなどのブランド」「購入から3年から5年以内」といった条件がそろっている場合、持ち込みを検討してみてください。
逆に壊れていたり、年式が古い製品は買取対象外です。また、購入価格が安価な製品は取り扱っていないリサイクルショップがあるため、注意しましょう。
メルカリやラクマといったフリマアプリでは、メーカーに関係なくヘアアイロンを売却できる可能性があります。
相場は500円から20,000円以上で、有名メーカーではないヘアアイロンは1,000円ほどで取引が成立しているようです。
出品されている安価な製品は数回しか使用していないような美品が目立つので、「ストレートパーマをかけて使わなくなった」「景品でもらった」といった、有名メーカーではないけど全然使っていないようなものがあるなら出品してみると良いかもしれませんね。
ハウスクリーニングや家具の移動のサービスを行なっている不用品回収業者があることをご存じでしょうか。
年に1度か2度しか行わない大掃除で大量にゴミが出た場合「ついでにヘアアイロンも」ということもできますが、ハウスクリーニングを頼めば定期的に不用品を回収してもらえます。
家を整理していると使わない家電製品が出てくることはよくありますよね。こうした家電は「分別方法がよく分からない」「持ち込む時間がない」といった理由でクローゼットの奥にしまいがちです。
定期的にハウスクリーニングを受けていれば不用品を分別する手間がかからないので、時間に余裕のない方は試してみてください。
ヘアアイロンの捨て方は地域によって異なるため、47都道府県の県庁所在地を例に分別方法を表にしてみましたので参考にしてみてください。
都道府県 | 分別区分 | 備考 |
---|---|---|
北海道札幌市 | 燃やせないゴミ | 指定袋に入らないものは「大型ゴミ」 |
青森県青森市 | 燃えないゴミ | 透明な袋に入れて出す |
岩手県盛岡市 | 不燃ゴミ | 回収ボックスの利用を推奨 |
宮城県仙台市 | 家庭ゴミ | 30㎝以上は粗大ゴミ |
秋田県秋田市 | 金属類 | 50㎝以上は粗大ゴミ |
山形県山形市 | 小型廃家電類 | 袋に入らないものは共通シールを貼る |
福島県福島市 | 不燃ゴミ | 回収ボックスの利用を推奨 |
茨城県水戸市 | 燃えないゴミ | 袋に入らない大きさで1m×50㎝×50㎝以内のものは処理券を貼る |
栃木県宇都宮市 | 不燃ゴミ | 透明か半透明のポリ袋に入れる |
群馬県前橋市 | 不燃ゴミ | 回収ボックスの利用を推奨 |
埼玉県さいたま市 | もえないゴミ | 透明袋使用 90㎝以上は粗大ゴミ |
千葉県千葉市 | 不燃ゴミ | 回収ボックスの利用を推奨 |
東京都新宿区 | 金属 | ふたつきの容器か中身の見えるポリ袋に入れる |
神奈川県横浜市 | 燃やすゴミ | 金属製は30㎝以上、プラスチック製は50㎝以上のものは粗大ゴミ |
新潟県新潟市 | 燃やさないゴミ | 充電式バッテリー付きのものは外す |
富山県富山市 | 燃やせないゴミ | 回収ステーションの利用を推奨 |
石川県金沢市 | 燃やさないゴミ | 袋に入らないものはそのまま |
福井県福井市 | 燃やせないゴミ | 指定ゴミ袋に入らないらないものは粗大ゴミ |
山梨県甲府市 | 燃えないゴミ | 袋に入らないのは処理券を貼る |
長野県長野市 | 不燃ゴミ | 袋に入らないものはシールを貼る |
静岡県静岡市 | 不燃ゴミ・粗大ゴミ | 回収ボックスの利用を推奨 |
岐阜県岐阜市 | 普通ゴミ | 回収ボックスの利用を推奨 |
愛知県名古屋市 | 不燃ゴミ | 回収ボックスの利用を推奨 |
三重県津市 | 金属 | エコステーションへの持ち込みを推奨 |
滋賀県大津市 | 燃やせないゴミ | 指定袋に収まらないものは大型ゴミ |
京都府京都市 | 大型ゴミ | 回収ボックスの利用を推奨 |
大阪府大阪市 | 普通ゴミ | 30㎝以上は粗大ゴミ |
兵庫県神戸市 | 燃えないゴミ | 袋に入らないものは大型ゴミ |
奈良県奈良市 | 燃やせないゴミ | 袋に入らないものは大型ゴミ |
和歌山県和歌山市 | 小型家電 | 地区ごとに年2回の回収 |
鳥取県鳥取市 | 小型破砕ゴミ | 回収ボックスの利用を推奨 |
島根県松江市 | 金属資源 | 袋に入らないものは粗大ゴミ |
岡山県岡山市 | 資源化物 | 袋に入らないものは粗大ゴミ |
広島県広島市 | 不燃ゴミ | 30㎝以上のものは大型ゴミ |
山口県山口市 | 小型家電製品 | 大きいものはそのまま、小さいものは透明または中身の見える半透明の袋に入れる |
徳島県徳島市 | 燃やせないゴミ | 30㎝角以上のものは粗大ゴミ |
香川県高松市 | 燃やせないゴミ | 袋に入らないものは袋を貼り付ける |
愛媛県松山市 | 粗大ゴミ | 回収ボックスの利用を推奨 |
高知県高知市 | 家電品 | 特記なし |
福岡県福岡市 | 燃えないゴミ | 回収ボックスの利用を推奨 |
佐賀県佐賀市 | 燃えないゴミ | 袋に入らないものは粗大ゴミ |
長崎県長崎市 | 燃やせないゴミ | 袋に入らないものは粗大ゴミ |
熊本県熊本市 | 埋立てゴミ | 回収ボックスやステーション回収を推奨 |
大分県大分市 | 燃やせないゴミ | 特記なし |
宮崎県宮崎市 | 小型家電回収 | 特記なし |
鹿児島県鹿児島市 | 金属類 | 回収ボックスの利用を推奨 |
沖縄県沖縄市 | 燃やせないゴミ | 特記なし |
ほとんどの自治体では燃えないゴミに出すことができますが、大きさによっては粗大ゴミになるようですね。
金属類に分けられたり燃えるゴミに出せたりと、県によってルールは異なるので自治体のホームページから確認しましょう。
ヘアアイロンの中には、カートリッジを燃料にしているガス式のヘアアイロンがあるのをご存じでしょうか。
電気が必要ないため携帯用として愛用している方も多い製品ですが、現在ではUSB充電式が主流になっているため見ることが少なくなった製品です。
このガス式ヘアアイロンの本体は不燃ゴミやリサイクルができますが、中身のカードリッジは別にして処分しなければなりません。
カードリッジには引火性のガスが入ってるので、そのまま捨ててしまうと火災の原因になってしまいます。カートリッジの中身はすべて使い切ってから自治体のルールに従って廃棄してください。
この記事ではヘアアイロンの捨て方について解説しました。
自治体のゴミに出す方法や回収ボックスを利用する方法は分別や持ち込む必要があり、時間のない方には難しいかもしれません。
また、リサイクルショップやフリマサイトで売却できる製品には一定の条件があります。「いつか使うかもしれない」とクローゼットにしまっていては、ものが溜まるばかりです。
弊社お助けうさぎは不用品回収業者ですが、ハウスクリーニングも行っております。
片付けプラスお部屋にある不用品を回収していますので、部屋をスッキリさせて無駄なものを捨てたいと考えている方はお気軽にご相談ください。