「履かない靴をまとめて捨てたいけど何ゴミになるの?」
「もったいなくてなかなか捨てられない靴がある」
通勤用の靴やヒール、スニーカーなどを合わせると1人10足程度持っていることが当たり前の靴は、新しい商品があればついつい購入してしまうものの1つです。
新品を購入する度に1足ずつ処分できれば上記のような悩みはなくなりますが、なかなか捨てられない方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では靴の処分方法について詳しく解説します。
思い出の詰まった靴を思い切って処分するためには、自分でしっかりとルールを決めることが大切です。 まずは靴の処分時期を知って、自分に合ったルール作りをしてみてください。
履き古された靴は処分しなければなりませんが、こんな靴は高値で売却できる可能性があります。
高値がつく靴は限定品などが多く、入手困難なモノが多いため、基本的には靴に詳しい人以外が持っていることはありません。
ただ中には一時期スニーカーにはまり、その時の人気モデルを購入して取っておいたというケースもあるでしょう。
人気モデルが廃盤になるとプレミア価値がつくことがあります。
また短期的に人気が上がったブランドの靴は、当時は安くても今は高いといったことが普通に起こります。
靴に限った話ではありませんが、このようなケースでは持っているブランドの靴にプレ値が付くこともあるので、処分する際には中古相場を確認することをオススメします。
ただほとんどの靴は価格が下がり、売れなくなることが一般的です。
履かない靴を大量に保管している方は、これから紹介する靴の処分時期を知って思い切って捨てることをオススメします。
靴を処分する時期を決めるルールは、自分が考えた基準を作ることが大切です。
たとえば、靴の表面に目立つ傷がついてリペアできないものは処分するとか、洗っても汚れが気になるようになったら捨てる、といったように自分なりのルールを決めてみてください。
なかなか思い浮かばない方は下記3つのルールに当てはまる靴を思い切って処分してみてくださいね。
上記3つは厳しいものではなく、単純なルールばかりとなっていますが、何も決めていなければ処分できない靴が多くなってしまうでしょう。
コレクションしている靴以外はルールに当てはまったら必ず処分すると決めるだけで、収納棚を圧迫することもなくなりますよ。
靴に限らず服や小物などを処分するタイミングとして多くの人が決めているルールが、1年以上履いていない靴は必ず捨てることです。
履いてはみたもののなんとなく違うと感じたり履き慣れすぎて飽きてきたりと理由はさまざまですが、1年以上履いていない靴をまた履くことはほとんどありません。
仮にもう1度履きたくなったとしても、保管状態が悪ければカビが生えていて履けないことや生地が劣化してインソールがボロボロで履けないといったことになりがちです。
また、見た目は新品に近い靴も経年劣化しており、履くとすぐに底が外れる可能性もあります。
こうした理由からも1年以上履いていない靴は思い切って処分しましょう。
長期間使用していると靴底がすり減ってきますが、人によってすり減り方は変わってきます。
基本的にはヒール部分や前方の方がすり減っていき、中には靴底全体がいっきに剥がれるケースもあるでしょう。
底がボロボロになった靴は修理に出したり自分で修理したりすることも可能ですが、思った以上に費用が高くなってしまうこともあります。
お気に入りの靴は直して履き続けることをおすすめしますが、思い入れのない靴なら目で見たときに底が減っているのを感じた時が買い替えタイミングといって良いでしょう。
とはいえ靴底を見ることは滅多に無いので、1カ月に1度は靴底を確認してみてくださいね。
歩き方や持病以外で足が痛くなる靴は、そもそも足の形に合っていないことがあるため、処分することをおすすめします。
靴のサイズが大きすぎたり小さすぎたりすると、つま先が痛くなる原因となり、ヒールが高い靴や柔らかすぎる素材を使用した靴でも足の痛みを感じやすくなってしまうでしょう。
逆に靴の素材が固い革を使用している場合、皮膚との摩擦で足が痛くなることもあります。
このように足が痛くなる原因は靴にあり、デザイン重視や用途の違う靴を間違えて選ぶと失敗してしまうことになるでしょう。
インソールを変えてサイズを合わせたり靴が足に馴染むまで履き続けたりすることもできますが、最近の靴は履き心地を重視している靴が多いので、足が痛くなる靴を履き続ける必要は無いといえます。
早めに処分する判断をして新しい靴を選ぶときは必ず試し履きをしましょう。
ブランドかノンブランドに関わらず、状態の良い靴は売却できる可能性があります。
知っている方も多いですが、革靴やスニーカー、パンプスといった靴の種類に関わらず、そのカテゴリーで人気のメーカーであれば多少使用した靴でも売却できるでしょう。
また、ノンブランドでも流行のデザインの靴で美品なら買取を行っているショップもあります。
逆に人気メーカーでも状態の悪い靴やノンブランドで新品でもデザインが古いものは買取の対象外となる可能性があります。
処分を検討している靴は「ほとんど履いていない」または「履き古しているか」のどちらかになるので、1度履いて合わなかった靴や履く機会がなく直している靴は売却を検討してみてください。
保管状態の良い靴やブランド品でメンテナンスが行き届いている靴をお持ちの方は下記4つの方法で売却可能です。
中古の靴はリサイクルショップに持ち込む方が多いですが、1つひとつ違ったメリットやデメリットがあるので自分にあった方法を選んで売却しましょう。
靴のカテゴリーや子供用品などに関係なく、中古の靴を売却するならリサイクルショップを利用しましょう。
実際にリサイクルショップで高額で取引されている靴はスニーカーであれば、ナイキやアディダス、ニューバランスなど。
革靴ならリーガルやフェラガモ、チャーチといった人気の高いメーカー製の靴で、使用感の少ないものが買取の対象となっています。
多くのリサイクルショップでは基本的にブランド品の靴を買い取っていますが、ノンブランド品の靴でも購入から時間がたっていない靴で汎用性の高いものなら、買い取って貰える可能性があるでしょう。
ただし、買取価格は数百円から1,000円程度になることが多いため、あまり期待しすぎないようにしてくださいね。
※買取価格や買取対象になるデザインなどは時期によって異なります。
オークションに出品 フリマサイトやオークションサイトではカテゴリーや性別に関わらず、さまざまな靴が出品されています。
実際に出品されている靴の価格は数百円から数万円と幅が広く、ブランド品で人気のある靴ほど値段は高くなっているようです。
しかし、フリマサイトやオークションサイトでも個人ショップや業者などが出品しているので、安価な商品は新品未使用の靴が多く、中古品を出品してもすぐに売れる保障はありません。
そのためフリマサイトやオークションサイトで靴を売却する場合、季節に合わせたカテゴリーの靴を出品すれば、売却できる可能性は高くなるでしょう。
また、男性であれば26cm、女性であれば23cm位が需要の高いサイズになっているため、リサイクルショップで売却できなかった靴を出品してみましょう。
ただし、売れるまで時間がかかったり、売れたとしても送料や手数料で手元にはあまり残らないかもしれません。
登録や顧客対応、梱包に手間がかかりますが、時間に余裕のある方は試してみてくださいね。
都道府県別の掲示板を介して利用者同士が直接やり取りできるサービス「ジモティー」で、履かなくなった靴を売却できる可能性があるでしょう。
基本的には不用品を譲ったり譲ってもらったりすることが前提となっているサービスなので、履かなくなった靴を無料で手放すために利用しているかたもいますが、有料に設定することも可能です。
実際に靴を掲載している方の多くは数百円から1,000円程度で取引しています。
全国的に人気の高いサービスなので、利用者は増えていますが、一部の地域ではカテゴリーごとにあまり利用者がいないこともあるため、気長に待てる方は掲載してみてください。
また、ジモティーの特徴としてテ利用者同士が直接あって不用品の引き渡しをすることも多いため、こうした作業が苦手な方は他のサービスを利用しましょう。
靴の販売店によっては下取りキャンペーンをしている場合があることをご存知でしょうか。
一部の販売店では履かなくなった靴を1足数百円ほどで下取りしており、割引券に交換してもらえます。
下取りの対象となる靴はスニーカーやパンプスなどのカテゴリー制限はなく、破損のある靴でも下取りしてもらえるでしょう。
こうしたキャンペーンは期間限定で、下取りをしてもらえる靴の数量に制限があることがほとんどです。
当然ですが割引券はそのお店でしか使えず、使用期間が決まっている場合もあるので、目当ての靴を販売している店舗がキャンペーンをしている場合は利用してみても良いのではないでしょうか。
リサイクルショップで売却できる靴は人気のあるメーカーかつ、状態の良いものが基本です。
フリマサイトでは時期によって売れることもあれば売れないこともあるといったように、需要に波があるため、履かなくなった靴をなかなか処分出来ずにいる方も多いでしょう。
こうした中、靴の処分に一定のルールを決めてルールから外れた靴は処分すると決めることが大切です。
たとえばリサイクルショップに持ち込んで売却できない靴は、1週間だけフリマサイトに出品して、発注が無ければ処分すると決めておくことで、自宅に履かない靴が溜まることを防ぐことができます。
自分に合ったオリジナルのルールを決めて物を溜めないようにしましょう。
売却できなかった靴やルールに当てはまる靴は下記3つの方法で処分できます。
履かなくなった靴は自治体のルールに沿って集積所に出したり、寄付したりすることができますが、大量に靴がある場合や、他の不用品も一緒に処分したい場合は不用品回収業者がおすすめです。
靴の分別区分は可燃ゴミになることが一般的です。
一部の地域では靴の素材に金属が含まれる場合、できる限り取るように指示があります。そのため、簡単に取れる金属類は外すと覚えておいてください。
また、靴の処分は靴本体だけでなく、箱や箱の中の紙や詰め物などがあります。靴本体は可燃ゴミですが、箱や詰め物は分別しなければなりません。
大阪府大阪市を例に挙げると、靴の紙箱は古紙・衣類、靴の中の詰め物が紙なら古紙・衣類で、詰め物がプラスチックであれば容器包装プラスチックに分けられます。
売却する予定のある靴は、購入時に箱を貰っておいて査定に影響がでないようにしたいですが、処分する前提であれば販売店で引き取ってもらうほうが良いでしょう。
履かなくなった靴は発展途上国や国内の児童養護施設に寄付することも可能です。
こうした靴は実施に必要としている場所に届けられ、届いたときの様子や感想などを聞くこともできるようになっています。
寄付できる靴の条件は、使用感はあっても中敷きがしっかりと入っており、見た目がキレイな靴で、名前等を書いていないものです。
当然ですが汚れや臭いの強い靴は、しっかりと洗浄して清潔な状態で送るようにしてくださいね。
また、履かなくなった靴を寄付する場合、支援する団体に届けるまでの送料は自己負担です。仮に、着払いで送ってしまうと受け取ってもらえないので注意しましょう。
靴以外の不用品もまとめて処分したいなら、不用品回収業者に依頼しましょう。
履かなくなった靴を処分する場合、地域の集積所で可燃ゴミとして処分できます。しかし、靴だけでなく、靴の箱や中の詰め物も処分しなければなりません。
箱や詰め物は古紙やプラスチックに分類されることもあるため、分別に手間がかかることもあるでしょう。
大量に靴箱や詰め物があると、分別作業はさらに大変です。こうした大量の靴箱や詰め物も不用品回収業者に依頼すれば、そのまま持ち帰ってもらうことができます。
靴箱を処分するついでにクローゼットにしまってある不用品もまとめて処分することができるため、片づける時間のない方にとってメリットのあるサービスといえますね。
また、不用品回収業者によっては部屋の片づけや除菌・消臭なども行っています。
履かなくなった靴を処分するついでに、収納棚や靴箱の整理をしてみてはいかがでしょうか。
この記事では靴の処分方法について解説しました。
人気のあるメーカーで未使用品に近い靴は高額での買取が期待できますが、ノンブランド品で使用感のある靴は売却は難しいでしょう。
売れない靴は自治体で可燃ゴミとして処分できますが、靴箱や詰め物は古紙やプラスチックに分別が必要です。
履かなくなった靴を処分するタイミングはルールを決めていないと、なかなか捨てることができませんが、ここで紹介した靴を捨てるタイミングを取り入れて、物を溜めない習慣を作ってみてくださいね。
また、靴を処分するタイミングでの靴箱や収納棚の整理がおすすめです。
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