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『テレビを買い替えたら、テレビ台が要らなくなってしまった』
『使っていないテレビ台は、どうやって処分したら良いの?』
テレビ台を処分したいけれど、どうすれば良いのかわからない方もいるでしょう。そのような方は処分の方法をいくつか知っておき、自分に合った方法で処分をしたいかもしれません。
本記事では7つの処分方法を解説していきます。自分が処分したいテレビ台にふさわしい方法を選んで、正しく処分をしていきましょう。
処分を考えるとき、誰でも最初に思いつくのは、自治体で処分することではないでしょうか。テレビ台の状態が悪くて、もう捨てるしかないときには、自治体で処分してしまいましょう。
テレビ台は、その大きさからほとんどの場合が粗大ゴミとして扱われます。捨てるものの一辺が30cm以上は粗大ゴミになる自治体があるためです。
粗大ゴミは通常とは違い、電話やインターネットで収集を予約する予約収集か、自分でゴミ処理施設に持ち込む持ち込み収集になります。
しかし、予約をしてから実際に収集してもらえるまで時間がかかる、自宅の前など、指定場所までは自分でテレビ台を出さなくてはいけないなどのデメリットがあるため、注意が必要です。
費用の支払い方も自治体によって違うため、事前に自治体のホームページなどで調べておきましょう。
ただし、自治体によっては持ち込み収集にも予約が必要な場合があります。また、自分で大きなテレビ台を持ち込む場合にはどうしても車が必要になるなど、実行するのに条件がある方法かもしれません。
テレビ台は自分で解体して、サイズを小さくすれば、通常のゴミとして普段使っているゴミ集積場に出すことができます。
解体するためにはネジ止めをしている箇所を外してから、大きすぎるところをのこぎりなどで切る作業が必要です。このため、自分で解体をするときには、次のことに注意をしてください。
テレビ台には金属やガラスなどさまざまな材質が使われています。それらは自分で分別して処分しないと、収集を断られるかもしれません。
自治体で処分できない場合は、他の方法を考えなくてはいけません。自治体で処分できない場合でも、簡単にテレビ台を処分できる方法があります。
新しく買い替える場合は、古いテレビ台を販売店に引き取ってもらいましょう。このサービスはどこの店舗でも行っているわけではないし、有料になることが多いですが、以下のようなメリットは無視できません。
引取サービスを行っている店舗は以下の通りです。テレビ台はテレビの付属品のようですが、あくまでも家具になります。そのため引取サービスを行っているのも、家具店が多いです。
テレビ台は引取サービスの対象外、と明言している家電の販売店もあります。引取を希望するなら、最初から家具店でテレビ台を購入する方が良いかもしれません。
ニトリと東京インテリアでは4,000円程度の料金が発生します。また、ニトリでは引取サービスを使えない、とただし書きがしてある商品がありますので、購入するときには注意をしてください。
まだ、どの店舗でも引取サービスを使うためには事前に申し込みが必要です。テレビ台を購入するときには、引取サービスのことを忘れないようにしましょう。
テレビ台の状態が良い、人気ブランドのものだというなら、売却も検討しましょう。以下に記しているのが、売却のメリットです。
テレビ台にも他の家具同様に人気のブランドがあります。多少の使用感は味わいになるため、処分したいテレビ台があるなら、一度はリサイクルショップに相談してみましょう。
リサイクルショップでは持ち込んだ品物が売却できないと、持ち帰らなければいけない場合があります。それでは大変だと感じる方は、出張買取を利用すると自分でテレビ台を運ぶ手間が省けるでしょう。そのとき、出張料金が無料だとなお安心です。
フリマアプリなどを利用して売却することにも、次のようなメリットがあります。
ただし、フリマアプリを使用するときには、手数料がかかることを忘れてはいけません。例えばテレビ台を出品したときの「メルカリ」での手数料は次の通りです。
この手数料の他に、送料がかかります。テレビ台のような大きなものを、ヤマト運輸を使って埼玉県から東京に配送する料金は、3,000円から4,000円程度です。それを上回る価格で売却しないともとは取れません。
利益にはなりませんが、知り合いにテレビ台を欲しいという方がいるなら、譲るのも手軽な処分方法です。
無料で譲る代わりに自宅に取りに来てもらえば、自分でテレビ台を運び出す手間も半減するでしょう。
運悪くテレビ台を欲しがっている知り合いがいないという方は、「ジモティー」などを利用して、近隣に住む方で、テレビ台を欲しいという方を探してください。
知り合いにテレビ台を譲るときには注意したい点があります。それがテレビ台とテレビの大きさの釣り合いです。
テレビを置いたときに、テレビの脇に10~30cmの余白ができるのが好ましい状態です。
テレビを置いたときに台に余白がない、またはテレビの横幅の方が大きい状態では、安全面が危うくなります。
ちょっと身体がぶつかった程度のことで、台からテレビが落下してしまうかもしれません。テレビ台が原因で譲った相手にケガをさせることがないよう、自分が譲るテレビ台と相手のテレビの大きさに注意しましょう。
また、テレビの見やすさとテレビ台の高さには大きな関係があります。床に座ってテレビを見るか、ソファなどに座ってテレビを見るかで適切な高さは違うのです。
画面を見上げる状態では、リラックスしてテレビが見られません。せっかくテレビ台を譲るのですから、長く使ってもらうために、高さにも気を配り、譲る相手を選んでください。
テレビ台の処分に困ったら、不用品回収業者に依頼するのも良い方法です。このような方は、不用品回収業者に依頼するのが最適だと思われます。
壁面収納タイプのテレビ台は大型のことが多く、自分で解体や運搬をするのは難しいかもしれません。不用品回収業者はこのような作業のプロですから、すべてを任せられます。
無理をせずに不用品回収業者に依頼した方が、引っ越しや片付けの作業がうまくいくのではないでしょうか。
また、不用品回収業者の多くは、1回の回収で10,000円程度という料金設定をしています。最大限に不用品を持っていってもらって、引っ越しや片付けを一気に勧めてしまいましょう。最近は不用品買い取りをしている業者も多いため、テレビ台も買い取ってもらえるかもしれません。
一般家庭から不用品を回収するためには、次の許可の両方もしくはどちらか片方を受けている必要があります。
1.は中古品の売買をするとき必要な許可、2.は一般家庭から出る、もう廃棄するしかないゴミを収集・運搬できる許可です。
この許可を受けているかどうかは、業者のホームページなどを見ればわかりますので、業者選びの目安になるでしょう。
無料回収をうたっておきながら、高額な料金を要求されるなど、不用品回収業者とのトラブルは後をたちません。自分でしっかりと業者を選ぶことが大切です。
料金に不安がある場合は、いくつかの業者から見積をとって比べてみると良いでしょう。
テレビ台の処分方法を7つ解説しました。テレビ台といっても自分で組み立てる簡易なものから、高級家具といえるものまで、さまざまな種類があります。処分の方法も自分の状況とテレビ台に合わせて変えるのが当然です。
テレビ台がまだ使える状態の場合、処分することに罪の意識を感じる方がいるかもしれません。しかし、テレビの大きさによりテレビ台には最適な大きさがあります。テレビを安全に置き、快適に見るために、テレビを買い替えたならテレビ台も買い替えるのは当然です。
古くなったテレビ台は処分するしかありません。本記事を参考にして、ぜひ堂々とテレビ台を処分してください。