ゴミ屋敷

あなたは大丈夫?ゴミ屋敷予備軍の診断リスト

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「自分の性格上いつかゴミ屋敷になりそうで怖い」
「ゴミ屋敷になる人の特徴を知っておきたい」

こうした疑問や悩みに応える記事です。

この記事でわかること
  • ゴミ屋敷予備軍の診断リスト
  • ゴミ屋敷による健康被害
  • ゴミ屋敷になる人の特徴

キレイに整理整頓された他人の部屋を見ると、自分の部屋がものすごく汚く感じる方は意外と多く、いつかはTVやYouTubeで見るようなゴミ屋敷になってしまうんじゃないかと、不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。

ゴミ屋敷になってしまう場合、さまざまな原因があるので、一概に「こういう人はゴミ屋敷になる」と決めつけることはできませんが、いくつかの共通点があります。

この記事では不用品回収のプロである「お助けうさぎ」が数多くのゴミ屋敷を片付けてきた経験から、ゴミ屋敷になる人の特徴を診断リスト形式にして紹介しています。

万が一ゴミ屋敷になってしまった場合、そのまま住み続けると体調が悪くなる人もいるため、ゴミ屋敷に住むと「どのような健康被害が発生するのか」についても解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。

あなたは大丈夫?ゴミ屋敷予備軍の診断リスト

これから紹介する診断リストは、ゴミ屋敷になってしまいやすい人の特徴を捉えたもので、3つ以上当てはまったら要注意です。

ゴミ屋敷予備軍の診断リストは以下11項目になります。

  1. 収集癖がある
  2. 欲しいものをすぐ買ってしまう
  3. 買ったものがダブってしまったことがある
  4. 物をなかなか捨てられない
  5. 片付け・収納が苦手
  6. 部屋の掃除をする習慣がない
  7. 生活ごみの収集日を知らない
  8. 物を机や床に置きっぱなし
  9. 散らかった部屋が気にならない
  10. 仕事や生活にストレスを感じている
  11. 精神疾患を患っている

ゴミ屋敷になってからでは、元通りにするのに時間も体力も必要です。
診断リストの項目が3つ以上当てはまる方は、少しずつでも部屋の掃除や片付けをしてゴミを溜めないようにしてください。

それでは診断リストの内容について1つずつ解説します。

1.収集癖がある

収集癖と聞くと特定のグッズを集めている人を想像するかもしれませんが、生活用品や消耗品なども含まれ、むやみにモノを集めてしまう人のことを指します。

収集癖を持つ人はモノを大事にする良い面を持っている半面、必要以上に同じものを集めてしまうので、ゴミ屋敷になりやすいといえるでしょう。

ただし、誰しも好きなモノを集めたくなる所有欲は持っているので、極端でなければ気にする必要はありません。

2.欲しいものをすぐ買ってしまう

無計画に欲しいものを買ってしまう人も要注意です。

何か欲しいと思った瞬間にモノを買ってしまう人は「モノを買う事」自体が目的になってしいることが多く、買った後は使わないまま、徐々にモノが増えていくのでゴミ屋敷になりやすいといえます。

モノを買うとき1週間は必ず我慢するというルールを決めることで、本当に自分が欲しいモノなのかどうかを確認することができるでしょう。

また、こうした癖をなおすために、1つモノを買ったら1つ捨てると心に決めておくと、ゴミが溜まる心配も減ります。

3.買ったものがダブってしまったことがある

買い物ついでに必要のないものを買ってしまい、家に帰ると3つ以上ダブってしまった経験がある人も注意が必要です。

モノをストックしていないと不安になってしまう人は、行き過ぎると「不安障害」といわれる精神病になっている可能性も考えられます。

こうした人は不安でモノを買ってしまうので衝動買いが多くなり、次々に同じモノが増えるため、ゴミ屋敷になる可能性があります。

以前買ったことを忘れてしまい、たまたま同じものを買ってしまった場合は、この項目には当てはまらないので安心してください。

4.物をなかなか捨てられない

「せっかく買ったから」
「いつか使うかもしれない」

このようにモノをなかなか捨てられない人は要注意です。

モノを簡単に捨てられない人はこの診断リストを見ている時点で、既に必要のないものが部屋に溢れているのではないでしょうか。

モノを捨てられない人は慎重な人が多く、モノに感情移入しやすい傾向があるので、考え方を変える必要があります。

モノを捨てることを躊躇しないためにも半年以内に使う予定の無いモノは、必ず捨てるようにしてください。

5.片付け・収納が苦手

片付けや収納が苦手な人は、やらなければならいことをする時に先送りする傾向があります。

「ある程度ゴミが溜まったら片付けよう」や「忙しくない日ができたら整理しよう」といった癖がついているので、ゴミ屋敷になりやすいといえるでしょう。

片付け・収納が苦手な人は、モノを置く場所を明確に決めることから始めてみてください。
モノを置く場所以外に「必要のないモノがあったら必ず捨てる」といったルールを決めるだけでも、ゴミ屋敷になることの防止になります。

6.部屋の掃除をする習慣がない

部屋の掃除をする習慣がない人は、ゴミ屋敷になりやすい傾向があります。

1週間に1回は掃除をする日をつくることをおすすめします。始めのうちは「面倒くさい」と思うかもしれませんが、徐々に慣れてくるでしょう。

「いつでも人を呼べる状態にしておこう」と意識して取り組むだけでも変わってくるので試してみてください。

7.生活ごみの収集日を知らない

生活ゴミの収集日を知らない人は、ゴミの分別方法がわからずにゴミ屋敷化しやすいです。

1暮らしの若い人に多く、一時的に大量のゴミが出た場合、ゴミをそのままにしてしまって片付け方がわからない状態に陥りやすいといえるでしょう。

自分で何とかできなければ業者に依頼するなどして、極端にゴミを溜めないことが大切です。

8.物を机や床に置きっぱなし

日々の郵便物や雑誌など、購入したモノを置く場所を決めていない方は、何でも机や床に置いてしまう癖があるので、徐々に部屋が散らかってしまう傾向があります。

最初は机がゴミでいっぱいになった後、床にモノを置き始め、そのうち床一面が埋まってしまうのでゴミ屋敷になりやすいといえるでしょう。

収納棚や小物入れなどを購入し、モノを置く場所を決めておくと机や床にモノを置く必要がなくなるのでオススメです。

9.散らかった部屋が気にならない

モノで散らかった部屋にいても気にならない方は要注意です。

こうした特徴のある方は、部屋が散らかっているからこそ見つからないものはすぐに購入し、部屋がモノで溢れている状態が続いてしまいます。

普段から散らかっていることが当たり前になってしまっているので、決められた日に片づけをする習慣がありません。

部屋が散らかったら片付ける習慣をつけるために、「〇曜日は〇〇ゴミを片付ける」といったルールを決めてみてください。

10.仕事や生活にストレスを感じている

仕事や生活にストレスを感じている方は、片づけをする気力自体が起こらず、部屋が散らかる傾向があります。

全身の倦怠感を感じている場合もあり、こうした状態が続くと精神的な病気になってしまう可能性もあるでしょう。

ストレスが原因になっているので「休む」ことが大切ですが、生活や将来のためにストレスのある環境に身を置き続けなければならないことも多いはずです。

仕事や生活でストレスのかかることを一時でも忘れられるような趣味を持ったり、サウナに入って自律神経を整えたりと、日常生活と切り離された環境をつくればスイッチの切り替えがしやすくなるのでオススメです。

11.精神疾患を患っている

部屋が片付けられない方は、精神疾患が原因になっている可能性があります。

症状によって片付けられない原因はさまざまですが、これまで片付けができていた人でも精神疾患になると片づけが苦手になったり、片付けること自体ができなくなったりします。

部屋が散らかっている状態が続くと、症状が悪化する原因にもなるので、第三者の協力無しでは改善が難しいでしょう。

自分の健康状態に違和感を感じている方は、1人で解決しようとせずに身近な人に相談してみてください。

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ゴミ屋敷による健康被害

ゴミ屋敷の状態が長期間続くと身体や精神面に悪影響を及ぼすことが分かっています。

始めは咳や目の痒みなど、軽度の症状だとしても、そのまま生活を続ければ症状は悪化する一方です。

体調が悪いと片付ける気力も徐々に失われ、悪循環になるので早期改善が望ましいでしょう。

万が一、ゴミ屋敷になってしまった場合、以下のような健康被害が考えられます。

  • 喘息・気管支炎になる可能性がある
  • アレルギーになる
  • 精神状況が悪化する

1つずつ解説します。

喘息・気管支炎になる可能性がある

ゴミ屋敷の状態が続くとダニの死骸やカビがたまり、エアコンや扇風機の風で部屋中に舞ってしまいます。

元気な状態であれば多少カビを吸い込んだとしても問題ないことが多いですが、体調を崩している時に吸い込んでしまうと、気管支炎や喘息などの原因になるといわれているのです。

キレイに整理整頓されている家でも空気中にカビの胞子が大量に浮遊しており、ゴミ屋敷になると比較にならないほどの量になるので注意してください。

アレルギーになる

食べ残しや飲み残しなどを放置している部屋では、ネズミやゴキブリが湧いてしまい、害虫が持つ菌が原因で病気になる可能性があります。

例えばゴキブリの場合、ピロリ菌やO‐157などの強い感染力を持つ菌がフンに含まれている可能性があり、全身に雑菌が付着した状態で徘徊しているので、万が一、こうした菌が食べ物に付着すると、さまざまな病気の発症原因になる場合があるのです。

当然こうした害虫が見られるようになる頃には、大量のダニやその死骸も放置されている状態になっているため、内蔵系の疾患やアレルギーを発症することもあります。

有機物を処分する癖をつけておかなければ、仕事や日常生活に支障をきたすことになるので注意してください。

精神状況が悪化する

不衛生な環境で生活するとアレルギーや感染症などを引き起こすだけでなく、精神面への悪影響も及ぼします。

精神病になっている人の中には「片付けたくても気力が湧かない」人もいるため、片付けられない自分に嫌悪感を覚えたり、汚い環境に強いストレスを感じ、精神状態がさらに酷くなる場合もあるのです。

自分でどうすることもできない場合は、業者に片づけを依頼することで、ストレスの少ない環境をつくることもできます。

家族や知人の方はできる範囲で協力して生活環境の改善をしてあげましょう。

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ゴミ屋敷になる人の特徴

ごみ屋敷予備軍の診断リストにも入っている通り、ゴミ屋敷になる人の中には以下のような精神疾患などの病気を患っている方がいます。

  • うつ病
  • ADHD
  • 自閉症
  • 認知症

こうした病気を患っている場合、健康的な日常生活を送れず、元々あったこだわりが異常に強くなったり、整理整頓が苦手なったりすることで、慢性的に部屋が散らかるケースもあるのです。

元々精神疾患を患っている人や高年齢者はゴミ屋敷になりやすいと言われており、周囲の方のフォローなしでは改善が見込めないことが多いでしょう。

まずはこうした精神疾患を持つ方の特徴を理解し、ゴミ屋敷化を防ぐ方法を考えることが大切です。

うつ病

なんらかの強いストレスが原因で発症するとされているうつ病は、常に気分が落ち込んだ状態が続き、どんなことも否定的に捉えてしまう症状がみられます。

こうした症状が長く続くと食欲や性欲不振、動悸やめまい、慢性的な疲労感に悩まされ、片づけをすること自体が難しくなる場合があるのです。

心身の療養が必要になり通院はもちろん、周囲の方がキレイな生活環境を整えることも改善策の1つになるでしょう。

ADHD

ADHDの方は細かいことが苦手だったり、物事に優先順位をつけられなかったりするなどのさまざまな特性をもっています。

特にひとつの作業を集中してやり続けることが苦手で、すぐに物事を忘れるなどの特徴も併せ持っているため、片付けをすること自体が難しいといわれています。

ゴミを片付ける際には集中力を切らさないために、片付ける順序を明確にし、必要なモノは事前に準備しておくことが大切です。

周囲に協力してくれる人がいない場合は、無理をせずに業者に依頼する方法もあるので利用してみてください。

自閉症

自閉症いわゆるASDは発達障害の一種で、知的障害を伴わない自閉症はアスペルガー症候群といわれています。

アスペルガー症候群の方は物事を複雑に考えることが苦手とされている半面、集中力は高く、同じ作業を飽きずにできることも特徴の1つです。

つまり片付け自体は苦手ですが、モノを置く場所のルールを決めて習慣にしてしまえば、片づけをすることができるようになる可能性があります。

1人で片付けられるようなルールを周囲にいる方が決めてあげることも改善の手助けになるでしょう。

認知症

認知症を発症した場合、記憶力や判断力が低下するので片付けができなくなる傾向があります。

また、記憶力が低下していることから探し物をするたびに部屋が散らかしてしまい、これが原因でゴミ屋敷化する可能性もあるのです。

やっかいなのは同時に被害妄想をするようになるため、家族の誰かにモノを取られたと思い込むこともあります。

認知症は1度発症すると回復は見込めないので、何度も同じことを言ったり、探す行為を繰り返す場合は、病院で診断してもらうことをオススメします。

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まとめ【家族や友人が手助けをしてゴミ屋敷化するのを防ごう】

この記事では「ゴミ屋敷予備軍の診断リスト」を元に特徴や症状を解説しました。

1度ゴミ屋敷化すると元に戻すことが難しく、周囲の協力なしではほとんど改善できないことを知っていただけたのではないでしょうか。

診断リストを見て3つ以上当てはまる方は、今日から片付けのルールをつくって習慣にすることが大切です。

ただすでに自宅が散らかっており、片付け方がわからない方も少なくないでしょう。

弊社「お助けうさぎ」は普段からゴミ屋敷を片付けており、キレイに部屋を片付けることはもちろん、片付けに関するアドバイスをさせていただくこともできます。

片付けのポイントさえ抑えてしまえば、誰でも簡単に片付ける習慣が身につくようになりますので、気になる方はお気軽にご相談ください。

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