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「レンタルしたウォーターサーバーを自分で処分していいの?」
「購入したウォーターサーバーの処分方法は?」
こうした悩みを持つ方は少なくありません。ウォーターサーバーはレンタル品と購入品では処分方法が異なります。
フロンを使用したウォーターサーバーは粗大ゴミとして回収していない自治体もあるため、見分け方についても紹介していますので参考にしてみてください。
ウォーターサーバーの契約プランにはレンタルプランと購入プランの2通りを用意している会社があります。
基本的にはウォーターサーバーをレンタルして毎月お水を購入する形になっており、月々の利用料金はお水代やレンタル料、手数料がかかります。
一方ウォーターサーバーの購入プランは、一括または分割でサーバー代を支払うことで、お水代が割引になるようです。
長期的にウォーターサーバーを利用することを考えられば、購入プランの方が安くなることもあるので、総合的に考えて費用を抑えられる購入プランを選ぶ方も少なくありません。
この購入プランとレンタルプランでは、ウォーターサーバーの処分方法が異なるので1つずつ分けて解説していきます。
まずはウォーターサーバーをレンタルしている方の処分方法について紹介します。
レンタルウォーターサーバーはメーカーから貸し出されている製品なので必ず返却することになっているのです。
そのため、解約時にはウォーターサーバーを契約しているメーカーの、解約窓口に連絡して返却するというのが一般的となっています。
解約金はメーカーによって異なりますが、10,000円〜20,000円ほどが相場です。ただし、ウォーターサーバーの使用期間によって解約時の引取り料金は異なります。
コスモウォーターというメーカーを例に挙げると、ウォーターサーバー引取手数料はsmartプラスという契約で規定利用期間が2年なら9,000円。ECOTTOというプランで規定利用期間が3年なら解約手数料が19,000円です。
このように各メーカーの利用プランと利用期間によって解約時の手数料は異なるので、ウォーターサーバー契約前には、返却のことまで考えてレンタルすることをおすすめします。
メーカーから直接ウォーターサーバーを購入した方。中古のウォーターサーバーを利用している方は、下記のウォーターサーバー処分方法4選を参考にしてください。
レンタルのウォーターサーバーは引取手数料を支払うことで、メーカーに引き取ってもらえますが、購入したウォーターサーバーはそうはいかない場合があります。
サーバー本体のレンタル料やメンテナンス料を支払わなくて済む購入プランを選ぶ方もいますが、処分のことまで考えて導入している方は少ないのではないでしょうか。
購入プランを選ぶ方はウォーターサーバーの処分をご自身で行なわなければならない可能性があるので注意しましょう。
購入したウォーターサーバーの処分方法は下記の4つです。
4つの処分方法の詳細や処分費用について紹介していきます。ウォーターサーバーの種類によっては売却できることもあるので、処分方法をしっかりと確認してご自身に合った方法を見つけてみてください。
ウォーターサーバーは粗大ゴミに分類されるため、基本的に自治体で回収してもらえることをご存知でしょうか。
たとえば愛知県岡崎市では粗大ゴミとしてウォーターサーバーを回収しています。粗大ゴミを処分する費用は品目別に分かれており、300円から1,200円です。
粗大ゴミの出し方は受付センターにゴミの収集日を連絡後、指定された場所に粗大ゴミを出すだけです。粗大ゴミの処分に必要となるシールをコンビニで購入。出したいゴミに貼り付けておけば回収してもらえます。
ただし、地域によってはウォーターサーバーの回収を行っていない場合があるので注意が必要です。
たとえば、東京都目黒区ではウォーターサーバーの回収を行なっておらず、他の方法で処分するしかありません。また、ウォーターサーバーを回収可能な地域でもサイズによっては粗大ゴミの料金が異なることがあります。
ウォーターサーバーを粗大ゴミとして処分する場合、自治体のホームページから回収してもらえるかどうかをしっかりと確認してください。
ネットオークションやフリマサイトには多くのウォーターサーバーが出品されているのをご存知でしょうか。
販売価格は1,000円から10,000円以上で、簡単に設置できる小さなサイズのものから本格的なウォーターサーバーまで、さまざまなものが出品されています。
安価な価格でウォーターサーバーを試せることから一定のニーズがあるので、外観に目立った傷や汚れのないものは出品を検討してもよいでしょう。
ウォーターサーバーを出品する際には、メーカーや仕様、現在の状態などをしっかりと記載して出品するようにしてくださいね。
購入したウォーターサーバーはリサイクルショップで売却できる可能性があります。
小型のウォーターサーバーであればリサイクルショップに持ち運ぶこともできますが、大型のものはそうはいきません。
大型のウォーターサーバーを売却したい方は、出張買取サービスのあるリサイクルショップを利用してください。Webから申し込みできる上、詳細を伝えれば事前に査定価格を知ることができます。
買取実績のあるウォーターサーバーは、
といった有名メーカー製のものです。中古でも1,000円程度にはなるので、状態の良いものをお持ちの方はリサイクルショップでの売却も検討してみてください。
リサイクルショップに持ち込む前には、ウォーターサーバーをできるだけキレイにして付属品や説明書などが揃っているか確認しましょう。
ウォーターサーバーの回収をしていない地域にお住まいの方。リサイクルショップやフリマサイトで売却できないウォーターサーバーをお待ちの方は、不用品回収業者に依頼することで簡単に回収してもらえます。
不用品回収業者なら場所や時間帯に関係なくWebから見積もり依頼ができる他、その日の内に回収してもらえるため、すぐに処分したい方にピッタリの方法です。
回収料金は業者によって異なりますが、約10,000円ほどになっており、ウォーターサーバー以外のゴミをまとめて手放せるのは大きなメリットといえるでしょう。
上階にお住まいの方は搬出費用や階段費用のかからない不用品回収業者を選ぶことで料金を抑えることができますよ。
ウォーターサーバーにはフロン類使用製品にあたるものがあるため、自治体によっては回収を行なっていない場合があります。
フロンを使用したウォーターサーバーはメーカーまたは販売店に引き取ってもらうようにしてください。
中古で購入したウォーターサーバーはどうすればいいの?と疑問に感じると思いますが、フロン類充填回収業者へ依頼すれば粗大ゴミに出せるようになります。
フロン類の回収業者から引取証明書の写しをもらったあと、ウォーターサーバーに貼り付けて粗大ゴミとして処分しましょう。
ご自宅にあるウォーターサーバーにフロン類が使用されているか確認するためには、ウォーターサーバーに貼られてある銘板シールや取扱説明書に記載されている冷媒を確認しましょう。
記載のあるフロン類は下記の通りです。
どこに依頼すれば良いかわからない方は、地域のホームページからフロン類回収業者の一覧を確認できるため、そちらを参考に依頼して下さい。
ウォーターサーバーを契約する際、メーカーによって水のボトルは大きく3つのタイプに分けられます。
ガロンボトルはメーカーが水ボトルの交換と一緒に回収することが一般的となっています。3つの内、ご家庭で処分するものはペットボトルタイプとパックタイプのものです。
ペットボトルは資源ゴミに、パックは不燃ゴミにそれぞれ自治体に出すことができます。
ウォーターサーバーの水は一度に大量に届くことが多いので、保管場所に困ったりボトルを捨てる際にかさばって面倒くさかったりといった問題が起こりやすいため注意しましょう。
新しくウォーターサーバーを契約・購入する方は、水ボトルのゴミ処理についても考えた上で契約を検討すると良いのではないでしょうか。
大量に溜まった水ボトルをすぐに廃棄したい場合は、回収業者へ依頼してみてください。
この記事ではウォーターサーバーの処分方法について解説しました。
処分に困るのは購入したウォーターサーバーで、その処分方法は4つです。
ウォーターサーバーの種類によってはサイズが大きく、個人で運搬するのは難しいでしょう。
売却できる製品は出張買取へ依頼し、廃棄しなければならない製品は不用品回収業者に回収してもらうほうが手間と時間がかかりません。
弊社でも不要になったウォーターサーバーの回収を行っているので、お困りの方はご相談下さい。