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「使わなくなった電子レンジを処分したい」
「電子レンジはゴミとして捨ててもいいのだろうか」
今回、そのような疑問にお答えします。
この記事では、電子レンジを正しく処分する方法を説明しています。どうぞ参考にしてください。
小型家電リサイクル法では、家庭で使用するほとんどの家電製品がリサイクルの対象となっています。小型家電には、鉄、金、銅、アルミ、レアメタルなどの金属が含まれており、それらを回収して資源を有効活用するために小型家電リサイクル法が作られました。
そして、電子レンジはこの小型家電リサイクル法の対象となっています。しかし小型家電リサイクル法の対象となっているからといって、必ずリサイクルしなければならないというわけではありません。
それでは電子レンジの処分方法を説明していきます。
小型家電の処分の仕方は、お住いの市区町村によって決まりがあります。市区町村のルールに従うのが正しい処分の方法です。決して自分の判断でごみに捨てたりしないように注意して下さい。
スマートフォンやノートパソコンのような小さな小型家電は、地域に設置された回収ボックスによって回収されることがほとんどです。
ただし大きさが30cm×15cmなどと小さいため、電子レンジなど回収ボックスに入らないものは、燃えないゴミや粗大ゴミとして処分されることもあります。
まずはご自身のお住まいの地域で、電子レンジがどのような処分方法になるのかを確認してください。確認ができましたら、これから紹介する7つの処分方法の中から自分に合った方法を見つけていきましょう。
それでは1つずつ説明していきます。
自治体によって電子レンジは、燃えないゴミや粗大ゴミとして扱われています。地域によって30cmや90cmなど、粗大ゴミ扱いになる大きさが違うので自治体の決まりに従って処分しましょう。
燃えないゴミとして捨てられるようなら、地域の指定場所に燃えないゴミとして出しましょう。燃えないゴミとして捨てられれば費用もかからず手軽に処分できます。
粗大ゴミとして捨てる場合はゴミ処理施設まで自分で持ち込むか、戸別回収に申し込んで処分する方法から選びましょう。
戸別回収してもらう手順はこのようになっています。
さいたま市では電子レンジの戸別回収にかかる費用は550円です。戸別回収に申し込むと無料では処分できないので注意しましょう。
お住まいの自治体にあるゴミ処理施設に持ち込んで処分するときは、次のような二つの方法に分かれます。
小型家電は、大型家電のようにリサイクル料金が義務付けられていません。そのため無料で引き取ってもらえることがほとんどです。ただし、粗大ゴミとして処分される場合は重さなどによって費用が発生する場合もあるので注意しましょう。
また回収した電子レンジをリサイクル業者に引き渡す場合は、ゴミ処理施設以外にも市役所や指定された会場などで回収している場合もあります。ゴミ処理施設が遠い場合は近くに回収場所がないか確認してみましょう。
電子レンジを新しく買い換えるのなら、買い替えのときに同時に処分をお願いしましょう。販売店によっては古い電子レンジを下取りとして値引きしてもらえたり、買い取ってもらえたりする場合もあります。
古すぎるものや壊れている場合は処分費用がかかることもあるので、販売店にしっかりと確認してみましょう。
また買い替えの予定がなくても家電量販店では小型家電の処分を行ってくれます。店舗によってさまざまですが、主に次のような方法で回収しています。
処分費用は店舗によって異なりますので、お近くの家電量販店で確認してみましょう。
電子レンジがまだ十分に使える状態なら、処分をせずにリサイクルショップに売ってみるのはどうでしょう。リサイクルショップに売ることができれば、費用をかけて処分する必要もなくなります。
とはいえ電子レンジは重さがあるので、運ぶには車がないと厳しいかもしれません。自家用車があるようでしたら、近くのリサイクルショップに持ち込んでみるのもいいでしょう。
また自家用車を持っていなくても、リサイクルショップによっては自宅まで回収に来てくれる場合もあるので問い合わせてみるといいでしょう。自宅まで来てもらえれば、運搬費用の節約にもなります。
メルカリやラクマなどフリマアプリで売るという方法もあります。電子レンジはほとんどの家庭にあるものなので、欲しがっている人もたくさん居るのではないでしょうか。
ただし電子レンジは重いものなので、売却できたとしても発送時に支払う送料は高くなるかもしれません。郵便や宅配など、送料がいくら位かかるかをあらかじめ調べておく必要があります。
また電子レンジを梱包するなどの手間がかかることも頭に入れておきましょう。
送る手間を省きたいならジモティーを利用するのもおすすめです。ジモティーなら地元の人が自宅まで取りに来てくれるので、梱包や送る費用の節約にもなります。また地域の人との交流が出来るのも、嬉しいことですね。
買取業者には、家電を専門に買取してくれる家電専門買取業者があります。家電を専門に扱っている業者なら、適切な金額で買い取ってもらえるので安心です。
家電高く売れるドットコムでは、次のような3つの買取方法が用意されています。
電子レンジがまだ使える状態でしたら、一度買取業者に依頼してみるのもいいでしょう。処分する場合と変わらない手間で買い取ってもらえるなら嬉しいことです。
ただし買取業者の中には無許可で買取をしている業者もあり、買取した電化製品をリサイクルせずに不法投棄されてしまう可能性もあるので気を付けましょう。
電子レンジはお住いの市区町村によっては、リサイクルとして指定の場所まで持って行かなければなりません。また回収に来てもらうにも日数がかかったり、ゴミ処理券を購入したりなどの手間もかかります。
このような手間をかけずに、なるべく簡単に電子レンジを処分したいときは不用品回収業者に依頼するのがおすすめです。不用品回収業者なら電話やネットから依頼ができて、早ければ即日など、自分の都合のいいときに取りに来てもらえます。
また電子レンジ以外の不用品がある場合もまとめて手放すことができるので、家の不用品がいっきに片付くのも魅力です。出張費用が無料の業者も多いので費用の節約にもなります。
電子レンジは私たちの生活に欠かせない身近なものです。このような便利な電子レンジを処分してしまうのはもったいないと思う方もいるかもしれません。かといって何年も使用していた電子レンジでは売ることも気が引けてしまいますよね。
そのようなときは、先ほどご紹介した「ジモティ」もそうですが、誰かに譲るという方法もあります。
リサイクルすることも、誰かに使ってもらうことも、資源を有効に活用することに変わりはありません。
会社の同僚や後輩などに一人暮らしを始める人が居たら譲ってあげるのもいいでしょう。一人暮らしを始める時は何かと物が必要なので、なにか1つでも譲ってもらえると非常に助かります。
また知り合いなどに聞いてみると、意外と欲しがっている人が居るものです。要らないからといってすぐに処分するのではなく、誰かに譲るというのもいいでしょう。
勤め先の会社で、お昼休みに電子レンジの取り合いになっていませんか?
もしそのような状態なら会社に寄付するという方法もあります。電源などの関係で1台しか置けないなら仕方ないですが、電子レンジは2台あったら便利なので勤め先に聞いてみてもいいかもしれません。
また人の集まる公民館や自治体の集会所などでも電子レンジを欲しがっている場合があります。お世話になっている団体があるようでしたら、声をかけてみてはいかがでしょうか。
電子レンジは小型家電としてリサイクルしてもらう方法もあれば、燃えないゴミとして捨てる自治体もあります。また誰かに譲ることもできますが、やはり処分するのには手間がかかりますよね。
電子レンジを1つ処分するのにも悩んでしまうかもしれません。
そこで手間をかけずに簡単に処分したいなら不用品回収業者に依頼するのがおすすめです。不用品回収業者の「お助けうさぎ」なら、電子レンジ1つからでも出張費無料で引き取りに来てくれます。
またほかにも処分したい不用品があるなら、それらもまとめて処分することができます。見積もりも電話やネットから簡単にできるので、一度「お助けうさぎ」に相談してみてはいかがでしょうか。