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「大きなソファの処分はどうやってするの?」
「自分で動かせない時の処分方法が知りたい」
ソファを処分しようと思っても大きなソファは簡単に動かすことができません。そんなソファの処分の仕方を分かりやすく解説していきます。
この記事で紹介する処分のしかたを参考に、自分にあった処分方法を選びましょう。
ソファは大きいものなので簡単には処分できません。ソファの中には金属などが使われているため、素材によって処分方法が変わるので気を付けましょう。
また、自治体で処分する場合、大きさに決まりがあったり、スプリングのありなしで処分のしかたが違ったりします。処分する前にソファの大きさや構造を知っておくことはとても大切なことです。
つぎの2つについて事前に調べる必要があります。
では、これらについて詳しく見ていきましょう。
ソファの最大の1辺の長さや、高さ×横幅×奥行きのサイズなどを調べておきましょう。
粗大ゴミとして捨てるには長さが2mまでなどと決められているので、特に3人掛けで分解できないタイプのソファは長さを確認しておきます。また自治会の戸別回収に申し込む場合は、一緒に回収するほかの荷物がトラックに載せられるか確認するため、高さ×横幅×奥行きのサイズなどを伝えなければなりません。
自治体以外に回収をお願いする場合も、大きさを伝えることは大切になります。
スプリング入りのソファは、市の施設では処理できないため「特定適正処理困難物」として有料で処理されます。
スプリングが入っているか分からない場合は、ソファの裏をカッターなどで切って中を確認しましょう。ソファ内部のSバネもスプリング扱いになるのでしっかりと確認してください。
カッターで切るときは手をケガしないように手袋などをしてから作業するようにしましょう。
ソファは大きいものなので自分で簡単に捨てることはできません。そこで、自宅までソファを回収に来てもらえる処分方法を5つ紹介いたします。
この中から自分に合った処分方法があるか確認してみましょう。
では、1つずつ解説していきます。
ソファを新たに買い替えるのでしたら、新しいソファを買う時に古いソファを処分してもらうのが一番簡単な方法です。新しいソファを運んできた作業員が、そのまま古いソファを回収してくれるので手間もかかりません。
ただし新しいソファを買ったからといって、無料では引き取ってもらえないので注意しましょう。
販売店によって違いはありますが、新しく購入したソファと同じ種類や同じ個数であること、または配送サービスに申し込むなどの条件があり、更に料金も3,000円からとなっています。
販売店ごとの費用は以下の表を参照してください。
販売店 | 処分費用 |
---|---|
無印良品 | 新しい商品と同種・同数に限り、1点3,000円 (税込) |
ニトリ | お買い上げ商品と同数量もしくは同容量に限り4,400円 (税込) |
IKEA | ご購入商品と同種・同サイズ・同数で、配送サービス5,500円を申し込むと無料 |
買い換えの予定はないけれど、買ったお店なら処分してもらえると考えるかもしれません。ところが残念なことに、買ったお店といえども上記3社のようにほとんどの販売店で回収のみは行っていないのが現状です。
ソファがまだ比較的新しいのであれば、リサイクルショップに売るという方法があります。
リサイクルショップに売るには、お店まで持ち込まないといけないと考えるかもしれません。ところがソファなどの大型商品は、リサイクルショップが出張買取りに来てくれるお店も多くあります。
自宅まで引取りに来てくれるリサイクルショップがないか、探してみるのもいいでしょう。
引取り可能なリサイクルショップが見つかれば処分費用の節約になるだけでなく、売った金額を手にすることもできます。
メルカリやヤフオクなどで売るという方法もありますが、その場合は相手先まで送るのに送料がかかります。また大きさによっては配送できないといったトラブルも考えておきましょう。
配送の心配をしないで誰かに譲るなら、ジモティーがおすすめです。自分で取りに来られる方限定で欲しい方を募集すれば、欲しい方が自宅まで取りに来てくれます。配送の手間を考えれば、無料で譲っても処分費用の節約になるだけでも助かるでしょう。
ただし、個人間の取引にはトラブルも付き物です。他人を自宅に上げるのが心配な方は、ほかの方法を選んだ方がいいかもしれません。
引越しの予定があるのなら、引越しの時に引越業者にソファを引き取ってもらうこともできます。引っ越しとソファの処分が一度にできれば、こんなに楽な方法はありません。
ただし引越す予定がないとできないので、こちらは引越しの予定のある方限定の方法です。
引越業者によって料金に違いがあるので、引っ越し費用とソファの処分費用の両方の金額を考えて引越業者を選ぶといいでしょう。
面倒なことをしないで簡単にソファを処分するなら不用品回収業者がおすすめです。
不用品回収業者なら、ソファのサイズを気にしなくて済みますし、スプリングのありなしに関係なく処分してもらえます。三人掛けのソファなど運び出しが大変なソファでも、作業員が自宅の中から運び出してくれるので安心です。
急いで処分したいときなど即日に引き取りに来てくれたり、遅い時間まで対応している業者もあるので大変助かります。
一人掛けのソファや、二人掛け以上でも家族の協力で外に運び出せるようなら、自分で処分をしてもいいでしょう。自力で運び出すことができれば、処分費用を安く抑えることができます。
自分で処分する方法は主にこの二つ
ソファを車に積んでゴミ処理施設まで運べる場合と、自宅の外まで運び出せる場合とでは処分方法が違います。
ではそれぞれの方法を見ていきましょう。
自宅から運び出すことができて、さらに車に積んで運ぶことができるなら、市のゴミ処理施設まで持ち込んで捨てることができます。
ただしソファにスプリングが入っている場合は、処分方法が違うため処理手数料が発生します。またスプリングが入っていなくても、重さによって費用が必要になるので注意しましょう。
車から降ろす作業も市の職員は手伝ってはくれません。一人でソファを下ろせない場合は二人で行くようにしましょう。
代表的な処分費用はこのようになっています。
ソファの種類 | 処理手数料 |
---|---|
スプリング無しソファ 90センチメートル以上2メートル未満 | 100キロ未満 無料 100キロ以上10キロにつき20円×税 |
スプリング入りのソファ(一人掛け用) | 550円 |
スプリング入りのソファ(二人掛け用以上) | 1,650円 |
こちらはさいたま市での処分費用です。
ご自身の市区町村での処分費用を確認してみましょう。
自宅の外までは運び出せるけれど運ぶ車が無い場合などは、自治体の戸別回収に申し込むといいでしょう。自宅の前など指定された場所まで市の作業員が回収に来てくれます。
戸別回収してもらうときの手順はこちら
またソファはスプリングの有無によって処分費用が変わります。事前にスプリングが入っているかを確認しておきましょう。
さいたま市での処分費用は次の通りです。ご自身の市区町村での費用も確認してみましょう。
ソファの種類 | 処理手数料 |
---|---|
スプリング無しソファ 90センチメートル以上2メートル未満 | 550円 |
スプリング入りソファ (一人掛け) | 1,100円 |
スプリング入りソファ (二人掛け以上)分離しない一本のもの | 2,200円 |
ソファを自分で運び出すには力もいりますし、二人で作業しなければならないなどの手間もかかります。また車もソファが積めるだけの大きさが必要なので、ワゴン車や軽トラックなどがなければ車を借りなければなりません。
粗大ゴミとして捨てる場合、三人掛けのソファは長さによって断られてしまう場合があります。粗大ゴミでは自治体によって長さが2mまでなどと決められているので注意しましょう。
とはいえ処分してもらえなくても心配することはありません。自治体が指定する大きさを超えるときは不用品回収業者に依頼すれば処分してもらえます。
ソファは大きいものなので一人で運び出せないこともあるでしょう。そんなときは手間をかけずに処分できる不用品回収業者がおすすめです。
不用品回収業者の「お助けうさぎ」なら、作業員が自宅からソファを運び出します。ご自身で外まで運ぶ心配はありません。さらにソファ以外の不用品がある場合もまとめて処分できます。
ソファを自力で運べなくて困っているなら「お助けうさぎ」までお電話ください。すぐに作業員が駆けつけます。