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「物干し竿ってどうやって捨てるの?」
「物干し竿を捨てるのにどのくらい費用がかかるの?」
上記のような疑問に応える記事です。
物干し竿は多くの家庭で使われていますが、いざ捨てるとなったときには困ってしまいますよね。物干し竿は「粗大ゴミ」として捨てるのが一般的ですが、その他にもいくつかの方法があります。
今回は、不用品回収のプロである「お助けうさぎ」が物干し竿の捨て方7選、捨て方ごとの費用相場やメリット・デメリットをご紹介します。
この記事を読めば、迷わずに最適な方法で物干し竿を捨てられるでしょう。
物干し竿を捨てる方法は下記の7つです。
1つずつ解説します。
物干し竿を捨てたいとき、手軽なのは自治体の「粗大ゴミ」として処分することです。
自分が住んでいる自治体によって多少違いがありますが、概ね次のような流れになります。
粗大ゴミ専用のシールやステッカーがなければ、回収時にその場で数百円の手数料を請求されるため立ち会わなければなりません。
わざわざ立ち会うのが嫌な方、予定が立てにくい方は下記の方法も検討すると良いでしょう。
不要な物干し竿を「不燃ゴミ」に出せば、回収の予約が不要な上にゴミを捨てるための費用がかかりません。ただし、物干し竿は高さがあるので不燃ゴミに出すためには、解体する必要があります。
また、一辺が30cm以上のものは、粗大ゴミとして指定している地域が多いです。
手軽な方法ですが、デメリットがあることも忘れてはいけません。
既に工具がそろっていて、できる限り節約したいと思っている方には向いている方法です。
店舗の引き取りサービスを利用して、物干し竿を捨てる方法もあります。引き取りサービスを行っている3つのお店を見ていきましょう。
お店 | ホームセンターコーナン | カインズ | ビバホーム |
---|---|---|---|
費用 | 無料 | 無料 | 無料 |
引き取り条件 |
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「ホームセンターコーナン」で物干し竿を購入すると、無料で古いものを引き取ってもらえます。コーナンでは物干し竿を含めた全31品目の引き取りサービスを行っていますが、条件があるので注意が必要です。
「カインズ」は店舗だけでなくオンラインショップで購入した場合でも、古い物干し竿を引き取ってもらえます。また、カインズでは竿だけでなく支柱も引き取ってもらえるため、効率よく不用品の処分ができます。
カインズの引き取りサービスもホームセンターコーナンとほぼ同じ条件ですが、引き取りの際に必ず提示しなくてはならない書類がある点には注意が必要です。
「ビバホーム」でも新品を購入すると、古い物干し竿を1点引き取ってもらえます。ただし、ビバホームの引き取りサービスは店舗によって内容が違うため、確実に処分をしたいなら事前に店舗に問い合わせましょう。
まだ破損もしていない、キレイな状態の物干し竿ならリサイクルショップで買い取ってもらうのも一つの方法です。
しかし、もともと物干し竿は価格の高いものではないため、買い取ってもらえる場合もそれほどの利益は生みません。
リサイクルショップでの買い取りは、自分で持ち込んで査定をしてもらう時間と余裕がある場合に最適な方法です。
高値はつかなくても処分のための費用が浮くと考えれば、フリマアプリを利用するのも良いでしょう。
タイミングが合わないと売却までに時間がかかるものの、下記のような方にフリマアプリは最適です。
無事に売却できた場合には梱包や送料が必要になりますが、地域密着型の譲り合いサービス「ジモティー」を利用すればどちらの心配もせずに済みます。
近所に住む人に直接自宅に取りに来てもらえば、効率よく処分ができるでしょう。
身近に物干し竿が必要な人がいるなら話は簡単です。その人に物干し竿を譲りましょう。たとえ無料で譲ったとしても、処分費用がかからず物干し竿も無駄にはなりません。
ただし、身近な人だからこそ配慮が必要な点もあります。
洗濯物を干すのに使うものですから、清潔感のないものを渡すのは失礼にあたります。また、相手も気を使って引き取ると言ってくれているのかもしれません。
これからもお付き合いが続く関係の人なら、なおさら配慮を忘れない方が良いでしょう。
依頼すれば不用品回収業者は即時に応じてくれるため、自治体の粗大ゴミを予約したときのような待ち時間は発生しません。このため、引っ越しなどで急いで物干し竿を処分したい方には最適です。
不用品回収業者は買取も行っていることが多いですが、買取できない品物も回収してくれるため一度業者に来てもらえば不用品の処分が終わります。
物干し竿の処分だけでは、費用が気になる人もいるかもしれません。次のような工夫をすると良いでしょう。
5,000円程度の料金で不用品回収を行ってくれる業者もいるため、相談してみる価値は十分にあります。
物干し竿の捨て方をいろいろとご紹介してきましたが、疑問を覚えた方もいるかもしれません。
細かな疑問を解消しておけば、物干し竿の処分が一層スムーズにできるようになるはずです。
自治体によって違いがありますが、物干し竿と物干し台は別のゴミです。粗大ゴミに出すときは2点と数えられます。回収業者に依頼するときも、2点分の料金がかかると考えましょう。
また、物干し台の土台のコンクリートを分別して出さなくてはならない自治体もあるため、前もって自分が住んでいる自治体に確認が必要です。
自治体のゴミ処理施設に物干し竿を持ち込みたいとき、すぐ近所なら良いですが、そうでない場合は自動車があった方が良いでしょう。
物干し竿は長さが2m前後ある割に1本1kg程度と軽いため、手で持てないことはありません。しかし、自転車などを使って運ぶときは道を曲がる際など危ないことがあります。
現在販売されている物干し竿は圧倒的に金属製が多いです。そのため、金属を回収している業者に持ち込むと金属資源として買い取ってもらえます。
物干し竿はどんなに重くても3kg程度のため、買取金額に期待するのは難しいでしょう。
とはいえ、処分に費用がかかることを考えると買い取ってもらえるのはありがたい上に、物干し竿が資源として有効利用されれば処分する際の気持ちが楽になります。
しかし、下記のようなデメリットがあります。
金属を回収している業者が近所にある方は、検討してみても良いでしょう。
本記事では、物干し竿の捨て方7選や捨て方ごとの費用相場、メリット・デメリットについてご紹介しました。
自治体のゴミ処理施設が近所にあるのか、パイプカッターを持っているのか、自家用車があるのか、などによって最適な方法は違います。
また、引っ越しを控えて時間がない方もいれば、特に処分を急がない方もいるでしょう。そのため、物干し竿を捨てるのにも、これだけさまざまな方法があるわけです。
自分に最適な方法で処分ができたら時間と手間の節約になるだけでなく、きちんと処分できたことで気持ちもスッキリするに違いありません。
ぜひ、面倒がらずに自分に最適な方法を探してみてください。