香水の捨て方や注意点を解説！香水はそのまま捨てても問題ない？
目次
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「古くなった香水を手放したい」
「香水はどうやって捨てるの？」
上記のような香水の捨て方に関する悩みを解決する記事です。
さまざまな香りを試したいと思い買った香水であっても、最後まで使いきれず放置しているという方も多いのではないでしょうか。小物ではあるものの、いざ捨てるとなると「どのように処分すれば良いの？」と迷ってしまいますよね。
そこでこの記事は、不用品回収のプロである「お助けうさぎ」が香水の正しい捨て方を解説します。
香水を捨てる際の注意点や香水を「捨てる」以外で処分する方法についても紹介しますので、不要な香水がある方はぜひ参考にしてください。
こんな時が香水を処分するタイミング
香水の使用期間は開封後1年程度が一般的のようで、処分を検討するなら目安は6ヶ月～1年あたりになります。
ただ、多くの香水瓶に使用期限が表示されていないので、「この香水はいつまで使えるの？」と悩む方も多いでしょう。
薬機法の観点から言えば、香水は「化粧品」に分類され、製造後3年間を超えて品質が保たれる化粧品には使用期限の表示義務がないとされています。
つまり未開封の香水の場合3年後も使用可能ということになります。
そのため、香水を使用する上で違和感を感じず、そのまま使い続けたいなら無理に捨てる必要はありません。
逆に言えば、匂いの好みが変わり、使わなくなってしまったら、その時が捨て時ということになります。
香水は、未開封状態なら劣化を防ぐために温度変化が少なく、直射日光に当たらない暗室に保管していれば長期に渡って使用することができます。
したがって、未使用の香水は人に譲ったり、売却しても、渡した相手に大きな支障が出にくいと言えます。
では、思い切って処分をしようという方のために、正しい捨て方を解説していきますので、参考にしてください。
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香水の正しい捨て方
まず、香水を捨てる際にそのままゴミ袋に入れて集積所に出すといった行為はおやめください。「中身は入ってるけど瓶だし燃えないゴミで良いよね？」とお考えになる方もいるかもしれませんが、香水の処分には注意が必要になります。
中身が残った香水の正しい捨て方は下記のとおりです。
- スプレー部分は工具で外して金属ゴミに出す
- 中身は布やティッシュに染み込ませて燃えるゴミに出す
- 容器は自治体の分別ルールに従って捨てる
ようするに、香水瓶の中身を出し、キャップや瓶を分別して処分することが必要です。
それぞれを詳しく解説していきます。
スプレー部分は工具で外して金属ゴミに出す
香水の容器に取り付けられていスプレー部分は、金属製のものがほとんどです。そのため、捨てるときにはスプレー部分を取り外して金属ゴミに出さなければなりません。
取り外し方はくるくる回して外せるタイプもありますが、しっかりはめ込まれて簡単には取り外せないタイプもあります。マイナスドライバーやニッパーを使用し切り込みを入れると簡単に取り外せます。
スプレー部分の取り外し方の手順は下記のとおりです。
- 香水がこぼれても床やテーブルが汚れないように新聞紙を用意する
- 新聞紙の上に香水の容器を置き、金属スプレーの縁にマイナスドライバーを差し込み持ち上げる
- 縁が持ちあがったらニッパーを差し込んで切込みを入れ、指をケガしないように容器から金属を外す
- 外した金属はそのまま金属ゴミに出す
キャップを外したあとは、中身を出すだけなので簡単な作業になります
中身は布やティッシュに染み込ませて燃えるゴミに出す
容器に残った香水の中身は、布やティッシュに吸い込ませて「燃えるゴミ」に出します。
手順は下記のとおりです。
- 布やティッシュに少しずつ吸い込ませていき、中身が無くなるまで吸収させる
- ビニール袋に香水を吸い込ませたティッシュを入れる
なお、布やティッシュの代わりに新聞紙でも代用できます。作業を行う際には、吸い込ませた香水がこぼれないように注意しましょう。
その他に、匂いが部屋中に充満するため、換気をしながら行うか、ベランダなどの外で行うと良いでしょう。
容器は自治体の分別ルールに従って捨てる
中身が無くなった容器は、中をしっかりと乾燥させて自治体の分別ルールに従って捨てます。
分別ルールは自治体によって変わるので、お住まいの自治体の分別区分を確認しましょう。
たとえ香水の容器が小さくても、容器の材質を確認して正しくゴミに出すことが大切です。
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香水を捨てるときの注意点
香水の液体にはアルコール成分が含まれているので、捨てる際に3つの注意点があります。
- 中身をトイレやシンクに流してはいけない
- 中身が残ったままゴミに捨ててはいけない
- 容器を分別せずに捨ててはいけない
続けて、香水を捨てるときの注意点を詳しく解説していきます。
中身をトイレやシンクに流してはいけない
香水の残量がほんのわずかであろうと、トイレやシンクに流すのはNGです。
香水には香りを良くするために、香料を溶かすアルコールや精油などが使われています。そのため、トイレやシンクに流してしまうと大変なことになります。
- 排水管を詰まらせる
- 排水管にダメージを与える
- 香水の強い香りがトイレやキッチンに充満する
- 匂いが充満し気分が悪くなる
- 環境汚染につながる
上記のようにさまざまな問題が起きるので、面倒くさがらずに布やティッシュに吸い込ませてから捨てましょう。
中身が残ったままゴミに捨ててはいけない
香水は中身が残ったまま捨てるのはNGです。もしそのままゴミに捨てた場合、大変なことが起きてしまいます。
- ゴミを積み込む際に瓶が割れると、集積所一帯に匂いが立ち込める
- 清掃工場内で割れると、工場内に香水の匂いが立ち込める
- 漏れ出た匂いで作業員が具合を悪くする
- 火災の原因になる
香水の香りはとても強く長く残るので、近所の住民の方やゴミ回収の作業員に迷惑をかけてしまうでしょう。
以上の問題を起こさないためにも、正しく捨てることを心がけましょう。
容器を分別せずに捨てるのはNG
香水は容器を分別せずに捨てるのはNGです 分別せずに捨てていることが発覚すれば、自治体側から注意やペナルティを受ける可能性もあります。
「誰も見ていないから問題ない」といった考えは捨てて、きちんと分別して処分しましょう。
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香水を「捨てる」以外の方法で処分する
冒頭で解説した通り、香水は捨てずに処分する方法があります。
- リサイクルショップで買い取ってもらう
- フリマアプリやネットオークションで売却する
- 大量に香水があるなら不用品回収業者に依頼する
続けて、香水を「捨てる」以外の方法を詳しく解説していきます。
リサイクルショップで買い取ってもらう
まずは、リサイクルショップで買い取ってもらうという方法について解説します。
香水は使用期間が長く、人体に悪影響を及ぼしにくいため、開封前はもちろんのこと、開封後でも買い取りが可能です。リサイクルショップに持ち込めば、費用をかけずに捨てられます。
しかし、場合によっては査定額が悪くなるため、持ち込む際は以下の点に注意しましょう。
- 香水の残量が少ない
- 瓶に傷や汚れがある
- 化粧箱がない
- ハイブランド以外
無駄な行動にならないよう持ち込む前に問い合わせをしておきましょう。
中には宅配買取という方法で香水を買い取ってくれるサービスもあるので、興味があれば利用してみることをオススメします。
フリマアプリやネットオークションで売却する
香水を「捨てる」以外の方法でオススメしたいのが、フリマアプリやネットオークションで売却するという方法です。
ただし、下記のような手間がかかることを考慮した上で利用するか決めましょう。
- 商品の写真撮影、商品説明文の作成
- 購入希望者とのやり取り
- 梱包と発送作業
- トラブルが発生したときの対応
フリマアプリやネットオークションで売却する場合、このような手間はかかってしまうものですが、自分で価格を決めて売却ができる点がオススメするポイントです。
買い手は再販目的の購入ではないため、リサイクルショップの査定額より高く売却できる可能性があるのです。興味がある方は利用してみましょう。
大量に香水があるなら不用品回収業者に依頼する
香水を処分する方法のひとつとして、不用品回収業者に依頼する方法もご紹介します。
不用品回収業者を利用する魅力は、自宅まで引き取りにきてもらえる点、予約日時をご自身の都合に合わせられる点が挙げられます。業者によって回収費用は異なりますが、3,000～6,000円程度が相場です。
香水1瓶だけの場合は割高になるのでオススメしませんが、処分したいものが複数ある場合はお得になるでしょう。
下記の状況に該当する方は、不用品回収のプロに依頼することをおすすめします。
- いらない香水が大量にある
- ゴミの分別が面倒くさい
- 自宅まで回収に来てほしい
- 香水以外にも処分したい化粧品がある
買い取り対応も可能な業者の場合、使用済み・未使用に関わらず香水の買い取りをしてくれます。香水の量が多ければまとまった査定額が付き、処分費用と相殺することができるケースもあります。
ついでに要らないものをまとめて処分してもらおうとお考えの方は、香水を賢く利用してお得に処分すると良いでしょう。
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香水を捨てずに再利用する方法
使わなくなった香水があるものの、捨てることに抵抗があるという方もいるのではないでしょうか。 ここでは、使用していなかった香水を捨てずに再利用する方法を解説します。
ルームフレグランスとして利用する
使わない香水はルームフレグランスとして再利用する方法があります。ルームフレグランスの種類や効能はさまざまです。たとえば「リードディフューザー」は作り方も簡単で、お部屋の雰囲気もオシャレに早変わりさせます。
お部屋の香りを楽しむ方法としては「サシェ」もあります。
こういったアレンジ方法で香水をルームフレグランス代わりに再利用が可能になります。
バスアロマとして利用する
香水を再利用する方法として、バスアロマとして利用するのもオススメです。
お風呂に余った香水を数滴入れるだけでバスアロマに変身し、下記のような効果を期待できるでしょう。
- 好みの匂いでリラックス効果を感じる
- 良質な睡眠につながる
お気に入りの香水であれば、心地良いバスタイムを過ごすことができます。
余った香水の再利用方法として推奨されている方法ではありません。あくまでも応用的な方法ではありますので、活用する際はご自身のご判断にお任せします。
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香水の捨て方についてのＱ＆Ａ
香水に使用期限はあるの？
香水の品質はいつまでもフレッシュな状態を保てるわけではありません。
香水は1回の使用量が少ないため、使用期限内に使いきることは難しいかもしれません。開封後は劣化しやすくなるので保存方法には注意してください。
劣化の判断は匂いや変色で分かります。劣化した香水は「古い油の臭い」や「液体の変色」が見られるので、使用する前にご自身で判断するようにしましょう。
香水が開かない場合はどうやって捨てれば良い？
香水のスプレー部分は液体の劣化を防ぐために漏れないよう設計されています。そのため、マイナスドライバーやニッパーなどを使ってこじ開けないといけません。
ビンを開けるための専用のオープナーをお持ちの場合、利用してみるのもよいでしょう。
また、強引な手段ではありますが、下記の手順でも開けられます。
- 香水のビン部分にガムテープを巻く
- 一部テープを巻かない部分を作る
- ハンマーで軽くたたき割る
- 中身をティッシュや新聞紙に吸い込ませて可燃ごみに出す
破片の取り扱いに注意し、容器・キャップ・スプレー部分を、それぞれ自治体の分別ルールに従って捨てましょう。
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まとめ：残った香水は正しく安全に捨てよう
今回は香水の正しい捨て方や香水を捨てる際の注意点、香水を「捨てる」以外で処分する方法などを解説しました。
香水は少量の瓶でも、捨てるときには細々と分別しなければなりませんので、どうしても手間がかかってしまいます。
そのためにも、リサイクルショップやフリマアプリなどで売却する方法、自宅で再利用する方法を知っておくと良いでしょう。
処分を急ぎたい方は、不用品回収業者に依頼することをオススメします。
不用品回収業者に依頼すれば、不要な香水が大量にある場合でも自分で分解・分別をする必要がありません。自宅まで回収に来てくれるので、すぐさま家の中がスッキリするでしょう。
不用品回収のプロである「お助けうさぎ」でも、いらなくなった香水の回収を承っております。丁寧かつスピーディーな回収を行っていますので、お気軽にお問い合わせください！
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