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『新しいテーブルを買ったから、古いテーブルを処分したい』
『テーブルの処分って、どうしたら良いのだろう?』
テーブルにもいろいろと種類があり、ダイニングテーブルのように大きなものだと家の中から運び出すだけでも大変です。処分に二の足を踏む方も多いのではないでしょうか。
しかし、テーブルを処分するための方法は意外にたくさんあります。ぜひ、本記事を参考にして不用になったテーブルを確実に処分してください。
テーブルを処分しようと考えたときに、一番に思い浮かぶのが自治体での処分ではないでしょうか。多少の手間はかかりますが、費用が安く確実に処分できるため、お勧めの方法です。
テーブルはたとえ小さなサイドテーブルであっても、粗大ゴミになる可能性が高くなります。ゴミとして捨てるものの一辺が30cm以上、または50cm以上は粗大ゴミになると規定している自治体が多いためです。
多くの自治体では、粗大ゴミの収集を特別に行っています。
収集に来てもらえるため、テーブルを運ぶ手間が半減するのがメリットです。しかし、自宅の前など指定の場所までは自分で運ばなくてはいけないため、お年寄りや女性では難しい場合もあるかもしれません。
収集には手数料が発生します。支払い方法が自治体によって違うため、自分が住んでいる自治体の方法はどうなっているかを確かめておきましょう。
例外を除き、予約が要らないことが多いです。予約収集のように待ち時間がないため、自分のペースで処分ができるでしょう。
ただし、大きなテーブルを自分でゴミ処理施設に運ばなくてはいけないため、運搬用の車や人手が必要です。
自分で持ち込むため、ほとんどの場合は予約収集より手数料が節約できます。
仮にテーブルが50kgの場合、埼玉県狭山市での手数料は以下の通りです。
木製のテーブルなら、可燃ゴミに出すという選択もあります。ある程度まで自分で分解した後に、のこぎりで30cm未満、または50cm未満まで切れば、可燃ゴミとして出せるようになるわけです。
この方法のメリットは以下のとおりです。
しかし、この方法にもデメリットがあります。テーブルを分解・解体するのには工具が必要です。ドライバーやのこぎりなど、持っていない方は新たに購入するための費用がかかるでしょう。
また、部屋を傷つける、自分がケガをするリスクがありますし、テーブルに金属の部分があれば、それは自分で分別しなくてはいけません。分解・解体には十分な注意が必要です。
解体したテーブルをゴミ袋に入れた場合、個数が多くなることもあるでしょう。それを一度に集積場に出すと、収集を断られることがあります。
一度に同じ種類のゴミをたくさん出すと、臨時ゴミ扱いにされる可能性があるのです。
引っ越しや大掃除で出る大量のゴミを臨時ゴミと言い、通常の可燃ゴミの収集とは方法が違います。どこの自治体でも臨時ゴミには料金が発生したり、収集に立ち会いが必要だったりしますので、注意が必要です。
これを避けるためには、何日もかけて少しずつゴミを出すなどの工夫が必要です。
自分でテーブルを運ぶのが困難な場合でも、処分する方法はあります。ぜひ、諦めずにこれから解説する方法にトライしてみてください。
家具の販売店では、新しくテーブルを購入したときに限り、有料で古いテーブルを引き取ってくれるサービスを実施している場合があります。テーブルを新しく購入する予定があるなら、販売店に引き取ってもらいましょう。
この方法には以下のようなメリットがあります。
このサービスは下記の販売店で実施されています。
ただし、このサービスには条件があります。
新しくテーブルを購入する際には、ぜひ、販売店に確認をしてください。
テーブルの状態が良ければ、リサイクルショップに売却を検討するのも良い方法です。テーブルを持ち込むのは大変ですから、出張買取をしている店舗を選びましょう。
そのときに出張費や手数料が無料の店舗を選べば、もし売却が成立しなくてもダメージがありません。リサイクルショップに依頼するメリットは以下の通りです。
売却が成立しなかった場合は、テーブルはそのまま自宅に残ります。別の処分方法を考える必要があるわけです。リサイクルショップに依頼する前には、売却できなかったときはどうするのかを考えておきましょう。
フリマアプリなどを利用して売却をするなら、リサイクルショップに依頼するよりも利益率が高くなる可能性があります。この方法には次のようなメリットがあります。
自分で値段を決められるため、リサイクルショップに買取をしてもらうよりも高い値段で売却できることもあるでしょう。しかし、高めの値段を設定していると、売却まで時間がかかるだけでなく、売却できないという可能性も出てきます。
売却ができないと、テーブルはいつまでも手元に残ってしまうため、他の方法を考えなくてはいけません。
テーブルの処分を急ぎたいときは、不用品回収業者に依頼すると良いでしょう。
このようなメリットがあるため、引っ越しなどで急いでいる方、テーブルだけでなくセットのソファなども処分したい方などには最適です。
不用品回収業者は、1回の回収につき10,000円程度、のような料金設定をしていることがよくあります。1回の回収で最大限に不用品を回収してもらいましょう。
リサイクルショップやフリマアプリ、不用品回収業者に買取を希望するとき、どのようなテーブルなら買い取ってもらいやすいのでしょうか。
これがわかっていれば、テーブルを売却するときの目安になります。極端に安い値段でテーブルを手放すことがなくなるため、後悔せずに済むでしょう。
売却しやすいテーブルを決めるのは以下の5つの条件です。
テーブルにも人気のブランドがあり、高値で買取されています。反対に状態が悪くなくても、ノーブランドのテーブルには値段がつかないこともあります。
以下に人気ブランドを紹介します。どのブランドも新品で購入しようとすると、相当高額です。リサイクルショップなどで購入したいと考える方が多いのもうなずけます。
どのような家庭でも使いやすいため、ローテーブルは買取されやすいです。ソファの前に置くだけでなく、床に座って食事や書き物をするためのテーブルもローテーブルですから、使う機会が多いことがわかります。
木製のテーブルで人気があるのがウォールナットです。いわゆるクルミの木のことですが、塗装をしていなくても重厚感のある深い茶色をしているのが特徴です。
このようなメリットを持っているため、人気が高いのも納得できますが、価格も非常に高いため、買取価格が高いのも当然といえるでしょう。
優れた機能を持っているテーブルは人気があり、買取もしてもらいやすいです。
高さを変えられるテーブルが昇降式、天板の広さを変えられるのが伸長式といいます。
家族が増えたり、減ったりして生活が変わると、テーブルは使えなくなるかもしれません。しかし、高さや広さを変えることができれば、その可能性を減らせるでしょう。使い道が多く、長く愛用できそうなテーブルは人気があるのです。
いかに素晴らしいテーブルだったとしても、天板が日焼けしている、傷が入っているなどの状態では買取は難しくなります。テーブルを少しでもよい状態に戻してあげてください。
そのためには、掃除をしてから買取をしてもらいましょう。具体的には天板の表だけでなく、裏面も拭いておく、無垢材のものならオイルでメンテナンスをする、などの方法が考えられます。
テーブルを処分する方法を6つ解説してきました。自分の状況に合った方法を選べば、確実に処分できるはずです。
私たちはそれぞれが違った状況の中で生活しています。時間がある方、体力がある方もいれば、そうではない方もいるでしょう。合わない方法を選んでしまうと、処分そのものが負担になってしまいます。
無理をせず、自分に合った方法でテーブルを処分できれば、部屋の中だけでなく心の中までスッキリできるのではないでしょうか。ぜひ、本記事をそのために役立ててください。