目次
『もう使わないロフトベッドを処分したい』
『ロフトベッドを処分するには、最初に何をすれば良いの?』
引っ越しや転勤などで、使っていたロフトベッドを処分したい場合、どうすれば良いのかわからない方も多いのではないでしょうか。通常のベッドよりも大きく重いロフトベッドは、手に負えないと思ってしまうのも無理はありません。
そのような方にも確実に処分ができる方法をこれから解説していきます。ぜひ、本記事を参考にしてロフトベッドを処分してください。
ロフトベットを処分するタイミングは「実家を出て一人暮らしを始めた」や「引越しで新居の間取りに合わなかった」など生活環境に変化があった時です。
ベットの劣化や破損が原因になることは少なく、売却を検討する方もいますが、解体して運搬すること自体が難しいので、なかなか手放せない方も多いことでしょう。
リサイクルショップの中にはロフトベットを買取対象にしており、解体から運搬まで引き受けてくれることもあります。
また、新しいベットの購入を検討している方は、販売店のサービスで古いベットを無料または有料で引き取ってもらえる可能性があるでしょう。
処分したいベットの種類に合わせて適切なサービスを利用することが損しないポイントといえます。
上記に当てはまらない方は自治体の粗大ゴミとして処分することも可能です。
ただロフトベットを指定の場所に運搬する必要があるので解体しなければなりません。
まずはロフトベットの解体方法について紹介していますので順を追って見ていきましょう。
ロフトベッドは解体することで、部屋の外に出しやすくなります。部屋の外に出すことができれば、そこからさまざまな処分方法が考えられるのです。
六角レンチは六角穴付きボルトを回すために使う工具です。ロフトベッドを購入したときに、付属品としてついてきている場合が多いため、それを使うと良いでしょう。
しかし、購入して時間がたっている場合はなくしていることも多いです。探す時間がかかりそうなら、新しく購入してください。
ロフトベッドは解体しても、パーツの中には2mほどになるものがあります。滑って部屋を傷つけたり、ケガをするリスクがありますので、安全のために滑り止め付きの手袋を着けましょう。また、作業は2人で行うと安全です。
上記の順番でベッドを解体していきます。床板はほとんどの場合、手で持ち上げるだけで取れますが、2から4までの行程では、必要に応じてドライバーや六角レンチを使ってネジを外してください。
このとき、ネジは袋などにまとめておき、自治体のルールに従って捨てましょう。
ネジが固くて外せない場合、六角レンチをネジに当てて上からハンマーでたたくと回すことができます。
ロフトベッドにはマットレスを使っている方も多いでしょう。このマットレスにスプリングが入っている場合は注意してください。ロフトベッドと一緒に処分ができないかもしれません。
スプリングマットレスの中には、つながったスプリングが入っているだけでなく、ウレタンや綿など複数の素材が使われているため、解体が困難です。
自治体によっては処理困難物に指定されているほどですから、自分で解体してゴミに出そうとするのは現実的ではありません。その場合は自治体指定の業者に回収をお願いするなど、別の方法を考えましょう。
粗大ゴミとして引き取ってくれる自治体でも、スプリングマットレスには別途手数料が必要な場合があります。自分が住んでいる自治体の回収方法などを事前に確かめてください。
ロフトベッドの解体とマットレスの処分について確認したところで、実際に処分に移ります。
多くの自治体で、粗大ゴミは一辺の大きさが30cmをこえるものだと規定されているため、ロフトベッドは粗大ゴミになる可能性が大きいです。
粗大ゴミの回収には2つの方法がありますが、どちらの方法もロフトベッドを解体しておくことでやりやすくなるはずです。
予約収集
持ち込み収集
手数料は品目によって金額が決まる場合、重さによって決まる場合など自治体により、さまざまな違いがあります。また、持ち込み収集にも予約が必要な場合があるため、事前に下調べをすることが大切です。自治体のホームページを確認しましょう。
また、予約収集、持ち込み収集はともに平日の限られた時間にしか対応していません。慌てることがないように、時間に余裕を持って処分するようにしましょう。
新しくロフトベッドを買い直そうと思っているなら、販売店に引き取ってもらうという方法もあります。
このようなメリットがありますが、事前に申し込んでおかないと引き取りはできないことが多いようです。
また、どのような販売店でも古いロフトベッドの引取をしているわけではありません。引き取りは有料など、さまざまな条件がありますので、新しいロフトベッドを購入する際によく確認をしてください。
引取を行っているのは以下の店舗です。
ロフトベッドがそれほど古くなっていない場合、売却を検討するのも良いでしょう。処分にかかる費用が節約できる上、臨時収入が得られるかもしれません。
大きなロフトベッドを持ち込むのは大変です。出張買取を行っている店舗を選びましょう。リサイクルショップへの売却には次のようなメリットもあります。
しかし、ベッドを買い取るリサイクルショップでも、ロフトベッドは中古での販売価格が安いため、買い取らない場合もあります。売却を考える場合、店舗選びが重要です。
「トレジャーファクトリー」ではロフトベッド、2段ベッドの買取をしています。出張買取をしているため、うまくいけば自分では何もせずにロフトベッドの処分が完了するかもしれません。
もし、売却が成立しなくても、出張料、査定料などは無料です。自分にダメージはありませんが、売却ができない場合の処分方法は前もって考えておくべきでしょう。
通常のベッドよりも高さがあるロフトベッド。使う方の安全のためにも、見た目がキレイということだけでなく、安全性も大きなポイントです。そのため、大きなキズなどがあるロフトベッドは売却が成立しにくいでしょう。
頑丈で安全に使えることが保証されているロフトベッド、例えば大塚家具や東京インテリアで販売されていたものなら売却がしやすいといえます。
直接肌に触れることが多いのがベッドですから、清潔感も大切です。売却の前には、掃除をする、臭いが気になるようなら消臭スプレーを使うなど、一手間をかけることで売却が成立しやすくなるかもしれません。
処分するときはベッドとマットレスは別扱いですが、リサイクルショップに売却するときは話が違います。ベッドの枠だけ、マットレスだけよりもセットになっていた方が売却しやすいそうです。
確かにベッドの枠だけを購入して、後からピッタリのマットレスを自分で探すのは面倒かもしれません。
ベッドの枠がキレイでも、いつも同じ向きで寝る方は、マットレスの一部分だけが凹んだりスプリングが壊れることもあります。
そうなると売却が難しくなるため、マットレスは定期的に入れ替え、上下左右、裏表も均等に使うように心がけると良いでしょう。
知り合いにロフトベッドを必要としている方がいるなら、無料で譲るという方法があります。売却のように収入にはなりませんが、処分費用は節約できるはずです。他には以下のようなメリットがあります。
譲ることで、ロフトベッドの処分にかかわる悩みの大半は解消するわけです。知り合いにそのような方がいない場合は「ジモティー」で探してみましょう。自宅まで取りに来てくれることを条件にすれば、知り合いに譲るのと変わらないメリットがあるでしょう。
引っ越しの日が決まっており、ロフトベッドの処分に時間をかけられないという方もいるかもしれません。そのような場合には不用品回収業者に依頼してみましょう。
不用品回収業者には、このようなメリットがあるため、処分があっという間に終わります。申し込みをした後の対応が早く、深夜や早朝といった時間にも対応してくれるために、どのような生活をしている方にも、不用品回収業者はお勧めできます。
不用品回収業者では、1回の回収で10,000円程度の料金設定をしていることが多いため、ロフトベッドだけでなく、マットレスや布団などを一緒に処分したい方に最適な方法です。
信頼できる業者を探すためには「一般廃棄物収集運搬業許可」、「古物商許可」を得ているかをホームページなどで確認してください。自分が住んでいる自治体のホームページにも近隣の業者を紹介している場合があります。
ロフトベッドの処分方法を5つ解説してきました。ロフトベッドの解体や運搬は向き不向きがあり、誰でも簡単にできるわけではありません。また、手伝ってくれる方がいるか、いないかでもずいぶんと違ってきます。
もし、少しでも不安があるなら無理せず自分にできそうな方法を選んでください。費用を惜しんで部屋に傷をつけたり、自分がケガをするのではかえって高くつくことになるかもしれません。
自分に合った方法でロフトベッドを処分するために、ぜひ本記事を参考にしてください。