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古くなったマットレス、捨て方に困っていませんか?
ベッドを購入するときはマットレスの処分のことなんて考えもしませんよね。ですが、マットレスは使っているうちにどんどんくたびれていきます。
マットレスは大きいものなので、簡単に処分することはできません。
この記事では、自分で捨てる方法から、一人で運べない時の処分のしかたなどを詳しく説明していきます。どうぞ参考にしてください。
マットレスは自治体によって違いますが、200cm以内のマットレスなら粗大ごみとして処分できます。手軽に捨てられて費用を安く抑えたいときは、粗大ゴミとして処分するといいでしょう。
ただし粗大ゴミとして出すには、自分で運び出さなければなりません。自分一人では無理だとしても、家族の協力で運び出せるようなら粗大ゴミとして捨てることもできます。
マットレスを部屋から運び出すことが出来ないようなら、別の処分方法を考えましょう。
マットレスは大きさやスプリングが入っているか居ないかで、処分方法が変わったり費用がかかったりします。
また、大きさによっても扱いが変わってしまうので、まずはマットレスの大きさやスプリングの有無を確認してください。
マットレスを粗大ゴミとして出すには、自治体ごとに大きさなどいくつかの決まりがあります。ご自身のマットレスの大きさを確認して、粗大ゴミとして処分してもらえるのか確認してみましょう。マットレスの一般的なサイズを紹介いたします。
ベッドの大きさ | マットレスの横幅 | マットレスの長さ |
---|---|---|
シングル | 97cm | 195cm |
セミダブル | 120cm | 195cm |
ダブル | 140cm | 195cm |
クイーン | 160cm (80cm × 2枚) | 195cm |
マットレスの大きさはメーカーなどによって多少の違いがあります。こちらの表を参考にしてもいいですが、一度メジャーなどを使ってご自身で測ってみた方がいいでしょう。
スプリングの入っていないマットレスは、ゴミ処理施設まで持ち込むことによって粗大ゴミとして無料で処分してもらえます。
ただし、自治体によって大きさや重さに決まりがあるので事前に確認しましょう。スプリングが入っていなくても、重さによっては有料になる可能性があるので注意が必要です。
スプリングの入っているマットレスは、ゴミ処理施設では処理が出来ません。他の施設での処理になるため「特定適正処理困難物」として扱われることがほとんどです。
特定適正処理困難物に指定されたものは、あらかじめ手数料が決められています。さいたま市の場合では、ゴミ処理施設まで持ち込むと1,650円、戸別回収に申し込むと2,200円の手数料が必要です。
ウォーターベッドのマットレスは水を抜いて処理ができれば、燃えるゴミや粗大ゴミとして処分できます。ただし大きくて重さもあるので、水を抜くのは大変な作業が必要です。
ご自身で水を抜くことができるか、あらかじめ確認しておきましょう。
マットレスの種類が確認できたところで、いよいよ処分方法を紹介していきます。マットレスの処分方法は4つ売却方法が3つです。
それでは1つずつ詳しく見ていきましょう。
ご自身でマットレスを運び出せるようであれば、自治体の粗大ゴミとして処分しましょう。
先ほども説明した通り、ゴミ処理施設まで持ち込めば、スプリング無しのマットレスなら無料で処分してもらえます。ただしスプリング入りのマットレスの場合、さいたま市では1,650円の手数料が必要です。
マットレスを運ぶ車が無いなど、ゴミ処理施設まで運べない場合は戸別回収してもらいましょう。戸別回収に申し込むと2,200円の手数料が必要ですが、運ぶ手間を考えるとお手軽な方法といえます。
ただし、指定場所までは自分で運ばなければなりません。自宅から運び出しては貰えないので注意してください。
マットレスの表面を破いて、解体して燃えないゴミに出すという方法もあります。ただし、マットレスはとても丈夫に出来ているので、ハサミなどで簡単に切ることはできません。
スプリングを外す作業にも力がいるなど手間はかかってしまいますが、分解できれば燃えないゴミとして出すことができます。大きくて車に積めないときなどは、半分に切るだけでも運ぶ手間がぐんと楽になるかもしれません。
大手ベッドメーカーのフランスベッドでは、自宅で簡単に解体できるマットレスを販売しています。お持ちのマットレスが解体できるタイプかどうか、一度調べてみるのもいいでしょう。解体できれば大きなマットレスも簡単に処分できます。
新しくマットレスを購入する予定があるのなら、購入したときに古いマットレスを処分してもらうことができます。ただしマットレスは特定適正処理困難物に指定されているので、無料では回収してもらえません。
回収してもらうにはどれくらいの費用が必要なのか、大手の販売店での回収価格を見てみましょう。
販売店 | 料金 |
---|---|
無印良品 | 新しい商品と同種・同数に限り、1点3,000円 (税込) |
ニトリ | お買い上げ商品と同数量もしくは同容量に限り4,400円 (税込) |
IKEA | ご購入商品と同種・同サイズ・同数で、配送サービス5,500円を申し込むと無料 |
自治体 | 特定適正処理困難物として1,650円~2,200円の手数料が必要 |
※自治体はさいたま市の場合
このように、新しくマットレスを購入しても、処分してもらうには3,000円以上の費用が掛かってしまいます。自治体に粗大ゴミとして出す方が安く処分することができますね。
マットレスを自分で処分しようとすると、たくさんの手間がかかります。マットレスの種類によっては処分に費用がかかったり、大きさによって対応してもらえなかったりもします。
それなら不用品回収業者に依頼してみるのはどうでしょう。
不用品回収業者なら自宅まで回収に来てくれるので、大きなマットレスを運び出す心配もありません。一人で動かせないマットレスも、作業員が運び出してくれるので安心して任せられます。
また新たにマットレスを購入して処分してもらうよりも費用をおさえられる可能性もあるでしょう。
まだそれほど使っていないマットレスなら、リサイクルショップに持ち込んでみるのもいいでしょう。自分で運べない場合でも、自宅まで引取りに来てくれるリサイクルショップもあります。
リサイクルショップに売ることができれば、マットレスの処分費用が掛からない上に、売った金額を手にすることもできます。自宅まで引き取りに来てもらえば運ぶ手間もかかりません。
ボロボロなマットレスでは無理ですが、まだ使える状態ならリサイクルショップに売ることも検討してみましょう。
高級ブランドのマットレスなどはネットオークションに出すのもいいでしょう。思わぬ高価な金額で売れることもあります。
送り先によって送料が高くなる場合もあるので、あらかじめ送料がいくら位かかるのか調べてから販売価格を決めるといいでしょう。また送料を買い主負担にするのもいいかもしれません。
またジモティーで売れば地元の人が取りに来てくれるので、送料もかからずに済みます。マットレスは大きいものなので、送るのにも費用が必要です。なるべく地元の人に譲るようにして、無駄な費用をおさえましょう。
買取サービスを利用すると、自宅までマットレスを引き取りに来てくれるので手間がかかりません。
買取サービスを利用するときは、マットレスがまだ新しい状態であることを確認しましょう。さらに高級ブランドのマットレスなら、高く買い取ってもらえる可能性もあります。
運び出す手間もかからずに、売った金額を手にすることも出来るので、一度問い合わせてみるのもいいでしょう。
マットレスは大きくて重さもあるので、処分するのにはどうしても手間がかかります。特に主婦の方などは重くて持ち上げることさえ困難です。
新しく購入したときに処分してもらうにしても、数千円程度の費用が必要になります。
高い費用や手間をかけずにマットレスを処分するには、不用品回収業者に依頼するのがおすすめです。
不用品回収業者の「お助けうさぎ」なら、出張費も運び出しも無料で行ってくれます。
見積もりも電話やネットから簡単にできるので、一度「お助けうさぎ」に相談してみてはいかがでしょうか。